はじめに
初めましての方は初めまして
土佐犬です。
この記事は私がゆめみのサマーインターンを通して得られた経験、知識、ゆめみの魅力などを書き記していくものとなっています。
インターンに応募した経緯
最初はサークルの友達にゆめみがインターンやってるらしいということを聞いて、以前からQiita
などでよく目にしていたので気になっていたのもあって応募してみました。
選考フローは書類選考、コードテスト、面接といった一般的な感じでした。
ただ他社にはなかった選考フローの要素が「フィードバック」でした。
コードテストが終わって選考結果メールを見たとき私は「すごいなこの会社」って思ったのが本当に正直な感想でした。
その理由が、「私が書いたコードにおける、いい点、わるい点を指摘した上で選考結果を伝えたこと」でした。
それまでいろんな会社のサマーインターンの選考を受けてきましたが、コードテストにおけるいい点悪い点を指摘されたのは初めてのことであり、ゆめみのインターンに対する魅力が大きくなった要因の一つでした。
また面接の結果においても面接における私のよかった点、悪かった点をフィードバックとしていただきました。
この時点でサマーインターンが受かったとしても受からなかったとしても大きなものを得られたと思っています。
インターン体制
では具体的にゆめみのインターン体制に関して。
まずは開発環境ですが、PC支給、オンラインのインターンとなっております。
支給されたPCはMacBook Proとなっており、普段からMacユーザーの私には嬉しい限りでした。
続いてメンバーに関して。
インターン生がフロントエンド4人、バックエンド4人の合計8人。
それにプラスして、バディ(社員さん)がインターン生一人につき、一人ついてくださいました。
またメンターさんも6人おり、インターン生8人に対して、社員さんが14人ついてくださるという、なんとも贅沢な体制となっておりました。
インターン生はフロントエンド2人、バックエンド2人の計4人,2チームに分かれインターンのプログラムを受けました。
私たちのチームは「他力本願」というチーム名でフロントエンドつよつよ、gitコマンドマスター、自宅サーバー所持者といったまあなんとも強い人揃いで正直畏怖していました。
最後にコミュニケーションツールに関して
基本的にslackでやりとりをしていました。
slackは基本的にいろんなチャンネルの閲覧権限があり、開放的な環境でした。
またojt
と言われる個人チャンネルがあり、私は日々の疑問や新しい知識などをそこに放り込んでいました。
インターン日程
では次にインターンの日程に関してざっくりと
一週目
- 1日目: キックオフミーティング、作成プロジェクトの概要説明、代表によるフィードバック講習
- 2~4日目:開発
- 5日目: 中間発表会 大振り返り会 開発
二週目
- 6~9日目:開発
- 10日目:最終発表会 大フィードバック会 懇親会
本当にざっくりではありますがこのような感じでした。
インターン生の一日
開発を行っていた日のインターン生の一日は以下のとおり。
10:00 出勤
10:00 ~ 10:30 朝会
10:30 ~ 12:00 開発
12:00 ~ 13:00 昼休憩
13:00 ~ 18:00 開発
18:00 ~ 19:00 バディ定例
19:00 退勤
基本的なフルタイムインターンとなっており、そこにバディ定例というものが追加されています。
バディ定例ではバディとその日一日を振り返り、今後続けたいこと、失敗したこと、チームメンバーの褒めるとこなどを話します。
また実装で詰まったとこを解説してもらったり、気になったことを聞けば快く教えていただくなど技術トークに限らず就活の話など幅広く役に立つ知識を多くいただけました(バディの方に感謝)。
朝会では率先してファシリネーターをすることでチーム内のコミュニケーションが円滑になるように努めました。
実際に開発したプロダクト
ようやく開発したプロダクトのお話をしますが、
今回開発したのはJobBoard
という社内タスク管理ツールです。
こちらは社内で案件を受託した時に、その案件の求人を社員に出したり、求人に志望ができるといったwebアプリケーションとなっております。
ある程度開発が進んでおり、インターン生が新しく機能実装をするといったものでした。
その中でも私たち他力本願チームは主に以下の三つのタスクを担当しました。
- リアクションのガイドラインページの作成
- タスクにリアクションをつけれるようにする
- マイページの作成
下にいくほど実装が難しくなっており一番最後のマイページの作成
に関してはデザイン案もschemaもAPIも何もなく、1からチームで設計、実装を行うことになっており、なかなか骨のあるタスクとなっていました。
開発の様子
では実際に開発の中で何をしていたか、
主には以下の通り
- schema設計
- UI設計
- API実装
- UI実装
- リファクタ
この中でも私はUI設計と,UI実装,リファクタを担当しました。
UI設計にはfigmaを使いマイページのUIを1から作成しました。
私は割とfigmaの使用に慣れていたのでここではチームメンバーを助けることができたと思います。
UI実装に関してはviewの実装は慣れていたので実装はある程度難なくできました。
が、APIリクエストに関して、このプロダクトではtanstack query
やJotai
を使っていたので私は使い慣れておらず、相方に頼ることが多かったと思います。
リファクタに関しては基本的にタスクに含まれておらず気付いた人がやるといった感じでした。
私はその中でもtypebox
のバリデーション時の詳細ログのlib化やdateRangeをui化するといったことをしました。
実装の概要としてはこんな感じです。
次にプルリクエストに関して、
ここもゆめみがすごいと感じたとこなのですが、PRの変更点における悪い点だけでなくいい点などをしっかり挙げてもらえました。
最初は指摘点も多く修正することが多かったです。
私が普段開発する機会はハッカソンが多くコードを早く実装することが求められますが、インターンではコードの正確さが求められます。これが私がインターンの中で大きな壁となった気がします。
私が普段気づかないような点についても指摘していただき、業務におけるコードの正確さがどれだけ重要なのかを学びました。
とはいっても、なかなか指摘点を減らすのが難しいと気づき、私はセルフレビューをしてみることにしました。
まずはPRをdraft PR
として出します。
今までの指摘点からレビュワーさんが見ているところ、私だったら指摘する箇所について、徹底的にコードを見て、変えた方がいい点を見つけコードを修正し自分でもいいと思ったらPRにするといった感じでした。
するとだんだんコードの指摘点も減ってくるようになり、最終的にはコード指摘点が0になり一発Approveしてもらえました(これが割とインターンの中では嬉しい出来事でした)
自分のコードの悪い点というのが浮き彫りになったことで今後のコード品質が上げられると思います。
福利厚生に関して
最後に福利厚生です。
実際に詳しくお話を聞けた福利厚生に関してあげたいと思います。
ミニレク
まずはミニレク
から
これは懇親会費用補助が年間上限4万円まで一回につき最大5000円まででるといったものでした。私たちインターン生も初日のチームビルディングや最終日の懇親会で使うことができ、福利厚生のありがたみがわかりました(無論5000円も使わなかったが)
年間4万円も会社負担ってだいぶ太っ腹な気がするのは私が学生だからなんでしょうか。
少なくとも学生の私視点とても魅力的な福利厚生でした。
勉強し放題制度
次に勉強し放題制度について
これは年間購入上限
購入金額上限
がなく(一部語学を除く)現在あるいは将来の業務に繋がる「勉強、学習」に対して、あらゆるインプット
を購入できるという制度になります。
私視点「技術書買いたい放題」制度です。
ゆめみにいる限りinputしたい放題、学生の私、すごい魅力的すぎます。
その他
それ以外で私が得られたものに関して。
まず私の将来像に関して、
私は今までwebエンジニアを目指す理由として、「UIUXを考えるのが好きだから」ということを挙げていましたが、実際何か自分の中でしっくりくるものがなく、それならバックエンドを触る理由にはならないんだろうか、と思っていました。
とある日のバディ面談でそれについて話す機会があり、私がwebエンジニアを目指したい理由がはっきりしました。
それは「webを通してデータをユーザーにどのようにわかりやすく使いやすいように届けるか」ということです。
今までしっくりこなかった何かがカチッとハマった音がした瞬間です。
極論で言ってしまえばアプリケーションはAPIがあれば完成します(これは極論)
ですがそのデータを使ってどれだけユーザーにわかりやすく使いやすいように届けるか、それを考えるのが好きという理由が私がwebエンジニアを目指す理由となりました。
次に設計に関して、
フロントエンドのコードの書き方に限らずフロントエンドをどのように設計したらいいかなど実際のタスクには関係しない知識に関しても教えていただきおすすめの技術書なども教えていただきました。
インターン中におすすめされた技術書を読んで更なるインプット、アウトプットを行っていきたいと思います。
最後に
といった感じでゆめみのインターンの概要、私が得られたものを綴りました。
ゆめみにおける最大の魅力は圧倒的なフィードバックだと感じました。
2週間という短い期間に対して、得られるものが多く、今後の大きな糧になるインターンとなりました。
バディをはじめチームメンバーやメンターの方、面接を行ってくれた方など、本当にたくさんの方にお世話になりました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
また、インターンという立場から恐縮ではございますが、これからのゆめみ様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。