gccでは以下のように記述するとすべてのヘッダファイルがインクルードされます。
#include <bits/stdc++.h>
競技プログラミング等では非常に便利なので重宝している方も多いと思いますが、今回はこれをVisualStudio(VC++)でもできるようにします。
といってもやり方は簡単で、ソースファイルのあるディレクトリにbitsという名前のディレクトリを作成し、その中に自作のstdc++.hを配置するだけです。
例えば自分の環境ではContestというプロジェクトで作業しているので、以下のようになりました。
Visual Studio 2013\Projects\Contest\Contest\bits\stdc++.h
インクルードするときは山括弧ではなく引用符で囲みます。
#include "bits/stdc++.h"
stdc++.hの中身は https://gcc.gnu.org/onlinedocs/gcc-4.6.2/libstdc++/api/a01040_source.html を参考にすると良いでしょう。
自分の環境では #include <atomic>
と #include <future>
があるとコンパイルエラーになったので、とりあえず競技プログラミングで使うことも無いので削除しました。
また、 #ifdef
#endif
はすべて削除してしまって良いでしょう。
以上です。