#クラスとは
クラスとは、簡単に言えば「フィールドとメソッドの集合」です。
(数学に置き換えると「フィールド」は変数or定数、「メソッド」は関数に近いです)
class Sample01{
//フィールド
int a = 0;
int b;
//メソッド
int sum(int c, int d){
return c+d;
}
int add_a(int c){
return a+c;
}
}
上のサンプルを見るとわかりやすいかと思います。
メソッドの2つ目のように、同じクラス内のフィールドはメソッドの内部に登場させることができます。
ここで引数を int a にしていた場合、引数として入力した方は「a」、フィールドの方は「this.a」と区別されることに注意しましょう。
#パッケージとは
パッケージはクラスまたはパッケージの集合です。
クラスとパッケージの関係は、ファイルとフォルダの関係に似ています。
同一パッケージ内のクラスにあるフィールドやメソッドには、アクセス修飾子(.)を用いてアクセスすることができます。
class Sample02{
int a = Sample01.a;
int b = 2;
public void main(String[] args){
int c = Sample01.sum(a,b);
System.out.println("c = " + c);
}
}
上のコードを実行すると「c = 3」が得られるはずです。
それでは、別のパッケージのクラスにあるフィールド等にアクセスするにはどうすればいいのでしょうか。
そんなときは「import」を使います。
import パッケージ名.クラス名;
を宣言すれば、先程と同様の手順でそのクラスのフィールドやメソッドにアクセスすることができるようになります。