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C#のAndroid開発でJava SEを捨てる

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Oracle Java SEは、将来有料化が決まっており、いろいろ問題を抱えたAndroidの開発はOpenJDKに移行しています。すでに、Android Studioでは、OpenJDKが利用されています。しかし、VisualStudio 2017 にXamarin開発環境を入れ利用しようと思っても、今までの環境はOracleのJava SE(ver8)が入ってしまいます。

というのは過去の話。本日(2018年11月14日)より、15.9のバージョンに更新することで、OpenJDKをインストールするようになりました。

Visual Studio Installer から更新する

すでにVS2017をインストールしている場合、メニューからVisual Studio Installerから更新を行います。なお、更新にはコンピュータの再起動が必要になるかもしれません。

次に、「更新」を選択して「個別のコンポーネント」の選択から、「Java SE Development Kit」のチェックを外し、下にある「Microsoft配布のOpenJDK」にチェックをつけます。というより、Microsoft配布のOpenJDKを無効にしようとすると、Android開発をするための環境も消されます。

なお、「ワークロード」の「.NETによるモバイル開発」でチェックをつけると、Java SE Development Kitもチェックがついてしまいます。なお、Java SE 8のセキュリティアップデートは、2020年12月まで対応されるようですが、来年以降のアップデートは有償です。
早めに目の前から消しておきましょう。

まとめ

Java問題がなかなかややこしく、以前XamarinですべてのコンポーネントをC#で実装したAndroidがサンプルとして公開されていました。これが、本当にAndroidとしてのプラットフォームとして公開されていれば、今、どんなに楽だったことだろうかという思いです。
結局、Kotlinという環境が出ても、内部的にはJavaなので結局本質的には変わっていませんからね。まぁ、今更ミドルウェアを一新も難しいところでしょうから致し方ありませんね。

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