sugarcubeなるgemはその名の通りself.view << subviewのように構文糖衣を提供してくれるのがメインの機能。
これはこれで便利だし面白いのだけど、REPLからviewを簡単に弄ることができるようになる機能も提供されていて、こちらのほうが面白い。

インストール

普通にインストール。

gem install sugarcube

Rakefile

require 'sugarcube'

使う前の準備

app_delegate.rbの先頭に下記を追加だけで完了。

app_delegate.rb

include SugarCube::Adjust

使い方

適当に画面を作って実行。

REPLからtreeコマンドを実行するとviewの階層が取得でき、それぞれに番号が振られている。

(main)> tree
  0: . UIWindow(#114835968, {{0, 0}, {320, 480}})
  1: `-- UIView(#115775792, {{0, 20}, {320, 460}})
  2:     `-- UIRoundedRectButton(#115779232, {{100, 100}, {100, 100}})
  3:         `-- UIButtonLabel(#115781312, {{32, 40}, {36, 19}})
=> UIWindow(#114835968, [[0.0, 0.0],{320.0 × 480.0}], )

ボタンを弄りたいので2番を指定し下記のように実行。

(main)> b = (a 2)
=> UIRoundedRectButton(#115779232, [[100.0, 100.0],{100.0 × 100.0}],  child of UIView #115775792)

弄ってみる。

(main)> b.frame = [[0,0],[100,100]]
=> [[0, 0], [100, 100]]

即座に結果が反映される。