はじめに
Qiita初投稿です。
年末年始お休みを頂いているので、新米エンジニアがPHPを勉強することにしました。
松下幸之助と関係あるんかいな?と思いながら調べてみると、
- PHPフレームワークの中でも、最近注目を浴びているのがLaravel(ララベル)です。
- 海外での普及スピードがダントツで、日本国内でも今後ユーザー数が伸びてくることが予想されます。
- 他のフレームワークと比較すると日本語の情報は多くはないのですが、クセもなく、習得するまでの難易度は高くはありません。
- その割にライブラリも豊富で、機能追加も頻繁に行われています。
とのこと。
流行りには乗っておきたい。難易度も高くない。公式に載っている「ウェブ職人のためのPHPフレームワーク」の職人という字に惹かれた。ということで、とりあえずやってみます。
ちなみに、松下幸之助と関係ないことを調べてくれてる方もいましたw
PHP研究所、PHP文庫ってプログラミング言語に関係あるの?
ネットは広大だわ。。
Laravelとは
Laravel(ララベル)は、フルスタックなPHPフレームワークで、ルーティング、コントローラ、ビュー、ORMなど基本的な機能を備え、さらに近代的なWebアプリで活用されるジョブキューやWebストレージなども積極的に統合している。
MITライセンスの下でリリースされており、そのソースコードはGitHubにホスティングされている。
Laravelの名前は『ナルニア国物語』に登場するナルニア国の王都、ケア・パラベルにちなむ。wikipedia
Laravelの特徴
- コードが読みやすく、書きやすい
- 学習コストの低さ
- 強力なルーティングフィルター
- 柔軟なオートローダー
- 簡単なページネーション
- ビューをサポートするコンポーサー
環境構築
私の環境:
Mac OS X El Capitan
PHP 5.6.10
Composerのインストール
まずは、Composerと呼ばれる、PHPのパッケージ管理システムをインストールします。
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
これで、composer.pharが存在する階層にいる場合、composerコマンドが使えます。どこにいてもcomposerコマンドが使えるようにcomposer.pharを
$ mv composer.phar /usr/local/bin/composer
としておきます。
移動後は、ターミナルで、
$ composer --version
を実行してバージョン番号が表示されることを確認します。
Laravelのインストール
次に、Laravelをインストールします。
インストールには専用インストーラを使用する方法とComposerを利用する方法の2つが用意されています。
専用インストーラでのインストール
Composerで専用インストーラをインストールします。
$ composer global require "laravel/installer=~1.1"
laravelコマンドが実行できるように、~/.composer/vendor/bin(Windowsの場合は、C:%HOMEPATH%\AppData\Roaming\Composer\vendor\bin)ディレクトリにPATHを通します。
$ export PATH="$PATH:~/.composer/vendor/bin"
これで、以下のようにコマンド1つでLaravelプロジェクトが作成できます。
$ laravel new [プロジェクト名]
Composerでのインストール
以下のコマンドだけでOKです。
$ composer create-project laravel/laravel [プロジェクト名] --prefer-dist
動作確認
プロジェクトのルート(プロジェクト名)に移動し、
$ php artisan serve
を実行すると、
Laravel development server started on http://localhost:8000/
と表示されるので、ブラウザでhttp://localhost:8000/にアクセスしてみます。
このような画面が表示されれば、環境構築完了です!
LaravelにはArtisanというコマンドラインツールが用意されています。
artisan serveコマンドを使用することで、PHPの組込サーバでLaravelプロジェクトを動作させます。
デフォルトのホスト名はlocalhostで、--hostオプションで変更できます。
また、デフォルトのポート番号は8000で、--portオプションで変更できます。
今日はここまで〜。