自分のためのメモ。
よく使う処理をまとめた。
ファイル系
フォルダ内の全ファイルを処理する
Dim filePath As String
Dim fso, files As Object
DIm file As File
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Set files = fso.GetFolder(path).files
For Each file In files
' ファイルの処理
Next file
※Objectは、使い終わったら参照を切るためにNothingを入れると良さそう
Set fso = Nothing
拡張子がExcelファイルではないファイルは処理を飛ばす
Dim extentionPos As Long
' 「.」の位置を取得する
extentionPos = InStrRev(file, ".")
If extentionPos > 0 Then
Dim extentionType As String
extentionType = LCase(Mid(file, extentionPos + 1))
If extentionType <> "xlsx" And extentionType <> "xls" Then
GoTo FILE_CONTINUE
End If
End If
…
FILE_CONTINUE:
' 飛ばした後の処理があればここに記述する
ブック系
名前でワークブックを取得する
Dim wb As Workbook
Set wb = Workbooks("xxx.xlsx")
※xxx.xlsxは開いている必要がある
ワークブックをアクティブにする
上記で取得したワークブックをアクティブにする場合
wb.Activate
マクロを動かしているブックをアクティブにする場合
ThisWorkbook.Activate
ブックのオープン、保存、クローズ
オープン
Workbooks.Open(fileName:=file)
保存
wb.Save
クローズ
wb.Close
' 保存しない場合
wb.Close SaveChanges:=False
シート系
シートのインデックスを取得する
Dim xxSheetIndex As Integer
xxSheetIndex = Sheets("Sheet1").Index
シートの最終行を取得する
Dim sheetEndRow As Integer
sheetEndRow = Sheets("Sheet1").Cells(Rows.Count, 【データがある列】).End(xlUp).Row
セル系
CellsとRangeを変換する
Cells→Range
Dim rangeStr As String
rangeStr = Cells(【行数】, 【列数】).Address
Cells(1, 1).Addressの場合、"A1"がrangeStrに入る。
Range→Cells
Dim rowNum, colNum As Integer
rowNum = Range("アドレス").Row
colNum = Range("アドレス").Column
Range("A2")の場合、rowNumには2、colNumには1が入る。
セルを結合する
Range("開始アドレス:終了アドレス").Merge
A1～A3を結合したい場合は、Range("A1:A3").Mergeで結合できる。
セルの文字色を赤にする
Cells(【行数】, 【列数】).Font.ColorIndex = 3
※Range(アドレス)でもいけるはず
その他
if文
If xxx = yyy Then
' 処理１
ElseIf zzz = "123"
' 処理２
Else
' 処理３
End If
同値チェックは=一つなので注意。
不一致のチェックは、If NotかIf xxx <> fffで行う。
検索
Dim foundCell As Range, firstCell As Range
Set foundCell = sheet.Cells.Find(What:="検索文字")
' 見つかった場合
If (foundCell Is Nothing) = False Then
' 検索文字に一致したセルが見つかった場合の処理
' 見つかったセルをfirstCellに入れる
Set firstCell = foundCell
Do
' 次のセルを検索する
Set foundCell = Cells.FildNext(foundCell)
' 次の検索一致セルが見つからなかった場合
If (foundCell Is Nothing) = False Then
Exit Do
ElseIf foundCell.Address = firstCell.Address Then
' 次の検索一致セルが最初に見つけたものと同じだった場合は、ループを抜ける（一周したため）
Exit Do
Else
' 検索文字に一致したセルが見つかった場合の処理
End If
Loop
End If
Subの呼び出し
' xxxを呼び出す
Call xxx()
Sub xxx()
…
End Sub
ファイルを切り替えないようにする
ファイルやブックを切り替えて処理するようなものだと、画面が切り替わるのが煩わしくなることがあるため、ScreenUpdatingをfalseにする。
Application.ScreenUpdating = False
処理が終わった後にTrueに戻すのを忘れないように。忘れるとExcelのファイル操作ができない（多分画面に反映されていない状態になる）。
Application.ScreenUpdating = True
エラー処理
とりあえず小さいマクロだったらこれでいいかな、と思う。
Sub xxx()
On Error GoTo Catch
' Sub xxxの処理を書く
Finally:
' 最後に絶対にやらないといけないことを書く
' 例）Application.ScreenUpdating = True
' 例）Set obj = Nothing
Exit Sub
Catch:
GoTo Finally
End Sub
マクロが遅いときにやること
早くなるかはわからないけど、やると気休めくらいにはなる。
Sheets("シート名")をやめてインデックス指定にする
Sheets(1)のようにインデックスを指定して取得する。
Range("xx:yy").Columnを多用しない
列数が固定なら、.Columnで取得しないで列数で指定する
極力.Selectを使わない
画面更新が入るため、遅くなるらしい。
そのため、例えばSheets(1).Cells(row, col)のようにシートを指定して実装する。