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私がVimを使う理由

Last updated at Posted at 2016-04-20

概要

初心者向けの記事でもまだ難しいと思ったので、更に敷居を下げた初心者向けの記事を作成しました。個人の感覚に寄り過ぎている可能性があります。

ホームポジション

Vimはホームポジションから指をほとんど離さずに操作できます。
マウスを使う時やCtrl、矢印キーを押す時にホームポジションから大きく外れるのが小さなストレスとなります。その度に極々僅かな時間ですが指をホームポジションに戻す為の手探り時間が増えます。急いでホームポジションを確認せずタイプするとタイプミスに繋がり、それもまたストレスです。

VimとVim以外の環境で何故それ程の大きな差が生まれるのでしょうか。大きな理由としてモードの存在があります。
モードの無いエディタは打ったキーがそのままタイプされることが多いです。つまり、通常のタイプしやすいキーを用いたショートカットは行えず押しにくいキーを多用することに繋がります。

コスト感覚

私の感覚だと矢印キーはかなり押しづらいです。感覚で押した際に何度キーとキーを押し間違ったか分かりません。
なので、Vimを使う場合矢印キーを使うことはありません。初心者の頃はインサートモード中に操作できて便利と思って使っていましたが、慣れてくるとインサートモードを瞬時に抜ける癖が付いたので必要なくなりました。IMEの変換候補を選んでエンター押すぐらいの感覚でノーマルモードへ戻るCtrl+Cを押します。

このCtrl+Cはかなり頻繁に使う割にCtrlが必要なのでjj等にマッピングする人もいます。しかし、私はjjのマッピングが入って無い環境で間違ってjjを打ち込んでしまうストレスの方が強かったのでCtrl+Cを使っています。Ctrlはできれば押したく無いけど、違和感なく押せるぐらいのコスト感覚です。

そして、マウスを触るくらいなら矢印キーを使います。これは、マウスを掴んだ際にマウスカーソルの位置を瞬時に把握できない場合がありそれを探すのが私にとってストレスだからです。酷く見つからない場合はカーソルを隅に寄せる操作をして発見する場合があるくらいです。

Vimが嬉しい時

以下に私がVimの方が嬉しかったなという操作を少し紹介します。

コピペ

私はコピーCtrl+Cの後のペーストCtrl+VをたまにタイプミスしてCtrl+Cと操作してしまうことがあります。
下手なエディタだとコピーしてたクリップボードのデータが上書きされ、またコピー元に戻るという状態になることがありゲンナリします。

Vimの場合コピーy何らかの操作してペーストpなので慣れてから事故ったことはありません。そして、この頻繁に行う操作にホームポジションから外れる操作が含まれていません。

画面のスクロール

カーソル位置によらない画面スクロールはCtrl+矢印キーで可能ですが、常時Ctrl押しっぱは個人的には疲れます。それにCtrlの押しミスで矢印キー単体で押してしまうと今までのスクロールがキャンセルされ、元のカーソル位置に画面が戻ってしまうエディタも辛かったです。

Vimの場合カーソルを上部に移動H、カーソルを下部に移動Lした後にいつも通り画面を動かすだけです。

初心者にオススメ

  • 移動キーh``````j``````k``````l
  • インサートモードへ以降i(insertのiで覚えやすい)
  • とりあえずノーマルモードへ戻るCtrl+C癖を付ける
  • カーソルを大きく移動H``````L

コピペと検索は必須だけどコツがいるので使い慣れているエディタ使った方が良いと思います。

マウスと十字キーがストレスに感じるようになってきたら勝手に残りのキー操作も調べて覚えてくようになると思います。Vimの最大のメリットとデメリットはマウスと矢印キーの操作をストレスと判断できるようになることかもしれませんね。

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