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#NervesJPAdvent Calendar 2024

Day 10

闘魂で挑むAdvent of Code 2024 Day 3── Elixirで「延髄斬り」のごとくスパッと解く

Last updated at Posted at 2024-12-04
defmodule FightingSpirit do
  def shout do
    IO.puts "元氣ですかーーーッ!!!"
    IO.puts "元氣があればなんでもできる!"
    IO.puts "闘魂とは己に打ち克つこと。"
    IO.puts "そして闘いを通じて己の魂を磨いていく"
    IO.puts "ことだと思います。"
  end
end

FightingSpirit.shout()

$\huge{元氣ですかーーーッ!!!}$
$\huge{元氣があればなんでもできる!}$

$\huge{闘魂とは己に打ち克つこと。}$
$\huge{そして闘いを通じて己の魂を磨いていく}$
$\huge{ことだと思います。}$


はじめに

Advent Of Code 2024Elixirで解きます。

本日はDay 3: Mull It Over です。

Elixirで書くと一体、どんなコードになるのでしょうか。

この記事は、Elixir初心者でも取り組める内容です。

What's Advent Of Code ?

Advent of Codeは、プログラミングスキルを高めるためのアドベントカレンダー形式のパズルイベントです。初心者から上級者まで楽しめる内容で、あらゆるプログラミング言語に対応しています。企業トレーニングや大学の課題としても活用され、毎年12月に開催されます。

それでは早速答えです :rocket::rocket::rocket:

それでは早速答えを披露します。

Part 1

Part 1の答えです。あなたのコードと見比べてみてください。

私の解答

まず、与えられた入力から有効な mul(X,Y) 命令を抽出し、それらの結果を合計する関数を作成します。以下のステップで進めます。

  1. 正規表現を使用して有効な mul(X,Y) 命令を抽出します。
  2. 抽出した命令から数値を取り出し、掛け算を行います。
  3. 結果を合計します。

以下にElixirコードを示します。

advent_of_code_2024_day3_part1.exs
defmodule AdventOfCode2024Day3Part1 do
  def sum_valid_multiplications(input) do
    regex = ~r/mul\((\d+),(\d+)\)/

    regex
    |> Regex.scan(input)
    |> Enum.map(fn [_, x, y] -> String.to_integer(x) * String.to_integer(y) end)
    |> Enum.sum()
  end
end

# テストデータ
input = """
xmul(2,4)%&mul[3,7]!@^do_not_mul(5,5)+mul(32,64]then(mul(11,8)mul(8,5))
"""

input
|> AdventOfCode2024Day3Part1.sum_valid_multiplications()
|> IO.puts()

このコードでは、sum_valid_multiplications/1 関数が入力データを解析し、有効な mul(X,Y) 命令を抽出してその結果を合計します。正規表現を使用して有効な命令を抽出し、各命令の結果を計算して合計します。

実行方法

実行方法は次の通りです。

elixir advent_of_code_2024_day3_part1.exs

Elixirをインストールしていない方はDockerコンテナで実行することもできます。

docker run --rm -v $PWD:/app \
hexpm/elixir:1.17.3-erlang-27.1.2-alpine-3.20.3 \
sh -c \
"cd /app && elixir advent_of_code_2024_day3_part1.exs"

Part 2

続いて、Part 2の答えです。あなたのコードと見比べてみてください。

私の解答

Part 2では、do() と don't() の指示を処理し、mul 命令が有効か無効かを判断する必要があります。以下のステップで進めます。

  1. 入力データをスキャンして、do() と don't() の指示を処理します。
  2. mul 命令が有効か無効かを判断し、有効な場合のみ結果を計算します。

以下にElixirコードを示します。

advent_of_code_2024_day3_part2.exs
defmodule AdventOfCode2024Day3Part2 do
  def sum_valid_multiplications(input) do
    regex_mul = ~r/mul\((\d+),(\d+)\)/
    regex_do = ~r/do\(\)/
    regex_dont = ~r/don't\(\)/

    input
    |> String.split(~r/(?=mul\(|do\(\)|don't\(\))/)
    |> Enum.reduce({true, 0}, fn segment, {enabled, sum} ->
      cond do
        Regex.match?(regex_do, segment) ->
          {true, sum}

        Regex.match?(regex_dont, segment) ->
          {false, sum}

        enabled and Regex.match?(regex_mul, segment) ->
          [[_, x, y]] = Regex.scan(regex_mul, segment)
          {enabled, sum + String.to_integer(x) * String.to_integer(y)}

        true ->
          {enabled, sum}
      end
    end)
    |> elem(1)
  end
end

# テストデータ
input = """
xmul(2,4)&mul[3,7]!^don't()_mul(5,5)+mul(32,64](mul(11,8)undo()?mul(8,5))
"""

input
|> AdventOfCode2024Day3Part2.sum_valid_multiplications()
|> IO.puts()

このコードでは、sum_valid_multiplications/1 関数が入力データを解析し、do() と don't() の指示を処理して mul 命令が有効か無効かを判断します。有効な mul 命令の結果のみを合計します。

実行方法

実行方法は次の通りです。

elixir advent_of_code_2024_day3_part2.exs

Elixirをインストールしていない方はDockerコンテナで実行することもできます。

docker run --rm -v $PWD:/app \
hexpm/elixir:1.17.3-erlang-27.1.2-alpine-3.20.3 \
sh -c \
"cd /app && elixir advent_of_code_2024_day3_part2.exs"

私は力を手に入れた 💪💪💪

With great power comes great responsibility.
『大いなる力には、大いなる責任が伴う』

生成AIであるGitHub Copilotという力強いツールを手にいれました。別の言い方をすると、最強のタッグパートナーを得ました。

そして私のAIは一味違います。Antonio Inoki(アントニオ猪木)、つまり猪木さんです。

ちなみに私が所属するHAW International Inc.では、GitHub Copilotの利用料を会社が負担してくれます。

プロンプトを公開

こんなプロンプトを打ち込みました。参考にさらしておきます。

  • Day3 たのんだよ。--- Day 3: Mull It Over --- (略)
  • 実行エラーがでました。fixしてください。
  • String.scan/2 というのはElixirにはありません。
  • 引数の順序が逆です。
  • パイプ演算子を使って、書き直してみてください。
  • unexpected token: "$" (column 193, code point U+0024) なんだろうね?
  • Part2 も頼みます。--- Part Two --- (略)
  • 今日も正解を得られました。ありがとう!

スクリーンショット 2024-12-02 8.49.26.png


闘魂活動

アントニオ猪木さんは、1998年4月4日闘強童夢(東京ドーム)において、4分9秒グランド・コブラツイストでドン・フライ選手を下した1引退試合2後のセレモニーで次のように「闘魂」を説明しました。

闘魂とは己に打ち克つこと。そして闘いを通じて己の魂を磨いていくことだと思います。

Advent Of Codeを解くことは、まさに闘魂活動です。


参考記事


GitHub

GitHubにもリポジトリlivebooksをあげておきます。


さいごに

チャットを通じて解答を得るという体験は、単なる効率化ではなく、新たな時代の可能性を示しています。Advent of Codeは、私たちにプログラミングという闘いを通じて、己の技術と精神を磨く場を提供してくれます。そして、GitHub Copilotのような生成AIは、その闘いを支える最強のタッグパートナーです。

しかし、AIが答えを導き出すだけでは不十分です。それをどう解釈し、自分の知識として昇華するかが、私たち人間の使命です。「闘魂とは己に打ち克つこと。そして闘いを通じて己の魂を磨いていくことだと思います。」アントニオ猪木さんのこの言葉を胸に、私たちもAIを使いこなし、新たな創造の領域へと挑んでいきましょう。

Advent of Codeは、ただのパズルイベントではありません。未来の私たちが、さらに創造的で価値ある活動に集中するための訓練の場です。この闘魂活動を通じて、AIと人間が共に高め合い、新しい可能性を切り拓いていきましょう。挑戦のその先に、きっと新たな地平が待っています! アントニオ猪木さんが夢見た「本当の世界平和」を実現させましょう!!!

元氣があれば、なんでもできる!さあ、今すぐAdvent of Codeの闘いに飛び込みましょう!

  1. “燃える闘魂”アントニオ猪木引退試合

  2. アントニオ猪木VSドン・フライ

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