概要
Windowsのキー配列を変更するには,DvorakJを使います。
詳しくは,前の記事を見てください。
Eucalyn配列など,QWERTY配列以外でタッチタイピングを習得するまでは,どのキーがどの位置にあるかがわからないです。
それまでは,そのキー配列を見ながら,タッチタイピングを習得したいです。
そんなときは,kbvというソフトが役に立ちます。
このソフトは,画面上にキーボードを表示するソフトです。表示されているキー配列を変更することもできます。現在押されているキーをハイライトしたりもします。
kbvのキー配列を使いたいキー配列にすれば,画面上にそのキー配列を表示しながら,使うことができます。
バグなど
次のようなことがありますが,キー配列を表示する分には問題ないでしょう。
バグ
- kbvではShiftキーを押している間は,表示されている文字が変化するけど,「]」キーは変化しない
- テンキーのPgDnキーがハイライトするのが,Page Upキーを押している間なっている
仕様
- 設定ファイルがShift_JISなので,Unicode文字が表示できない
他のソフトとの相性
- DvorakJを有効にしている間はハイライト一瞬しか表示されないし,時々ハイライトがずれる
カスタマイズした設定ファイル
自分で慣れたいキー配列にするのは,結構めんどくさいので,カスタマイズした設定ファイルを用意しました。
初期状態のkbvはこんな感じです。
JISキーボード版
初期状態だと地味なので,特殊キーは可能な限り刻印通りの表示をして,色も変更すると,こうなりました。
僕が使っているパソコンが青いので,青くしました。好みに合わせて,カスタマイズしてください。
上はQWERTY配列です。Eucalyn配列,Eucalyn改配列では,こうなります。
英語キーボード版
英語キーボード版の設定ファイルも用意しました。Dvorak配列、Colemak配列、Eucalyn配列、Eucalyn改配列もあります。
英語キーボードには「¥」キー、「\」キー、無変換キー、変換キーがないので,空欄になっています。
右Windowsキーがあるので,右Altキーをずらして,右Windowsキーを入れています。
おまけ
通常のキーも含めて,完全にJISキーボードの刻印通りの表示をする設定ファイルも作ってみました。
こちらは,Shiftキー、Caps Lockキー、Num Lockキーによる変化はありません。
QWERTY配列のみです。
使い方
- kbvをインストールします。
- kbv設定ファイル.7zをダウンロードして,解凍します。
- kbvのフォルダーに,使いたいキー配列のkbv.iniをコピーします。
ダウンロード
JISフォルダーがJISキーボード,USフォルダーが英語キーボードです。
直下のkbv.iniはQWERTY配列です。
最後に
わからないことや,おかしいところ,作ってほしいキー配列などがあれば,コメントでお知らせください。