高校「情報」科目の大学入学共通テスト試作問題(大学入試センター提供)を解説してみた。
【動画解説】
https://youtu.be/I5_qZXCTRQw
※2021年1月現在 2025年から大学入学共通テストに「情報」が追加されることは決定事項ではありません
※教科書も未だ発行されていない状態です。(あくまで、試作問題です)
https://www.ipsj.or.jp/education/edu202012.html#anc1
1ビットは 0 または 1 なので 2種類ある。
2ビットは 00 01 10 11 の4種類
例)00:東京 01:神奈川 10:埼玉 など47都道府県を表すには何ビット必要か
nビットの場合 2のn乗となる
1ビット 2
2ビット 4
3ビット 8
4ビット 16
5ビット 32
6ビット 64
大学入学共通テスト 情報 試作問題抜粋(大学入試センター)
24フレーム →パラパラ漫画に例えると1秒あたり 画像が24枚必要と考える
1フレーム 1Mバイト なので 24フレーム(1秒) →24Mバイトとなる
1.5Gバイトを計算しやすいようにバイトに直すと
1.5 × 1024(Mバイト) = 1,536Mバイト
1536Mバイト ÷ 24Mバイト(1秒当たり) = 64
よって 64秒
大学入学共通テスト 情報 試作問題抜粋(大学入試センター)
(1回目)「番号は51以上ですか」
相手の答えが
「はい」なら51以上
「いいえ」なら50以下が決定します。
(2回目)
1回目で相手の答えが「はい」なら
「番号は76以上ですか」
「はい」なら76以上
「いいえ」なら75以下が決定します。
1回目で相手の答えが「いいえ」なら
「番号は26以上ですか」
「はい」なら26以上
「いいえ」なら25以下が決定します。
(3回目)
2回目で相手の答えが「はい」なら
「番号は88以上ですか」
「はい」なら88以上
「いいえ」なら87以下が決定します。
以下、同様に、質問していきます。
1回質問するごとに、番号の範囲が1/2づつに狭くなっていきます。
2の7乗(128)>100なので、7回質問すれば、相手の番号が確定します。
よって、7回が正解
大学入学共通テスト 情報 試作問題抜粋(大学入試センター)
16進数 0から9までの10個の数字と、AからFまでの6個のアルファベットを使って数値を表現する方法
→16種類の文字があらわされる
16進数を2進数にすると 4桁必要
0000~1111
(0~F)
0~3時 ~6時 ~9時 ~12時 ~15時 ~18時 ~21時 ~24時
00 01 10 11 00 00 00 00
晴れ くもり 雨 雪 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ
6時間で2進数4桁必要=16進数1桁必要
24時間では 2進数16桁=16進数4桁
つまり 4桁
大学入学共通テスト 情報 試作問題抜粋(大学入学センター)
【事前準備】色数をバイトに変換する
画像は点の集まり 1つの点は1ピクセル
8bit=1バイト
256色 =2の8乗 = 8ビット =1バイト
24bit = 3バイト
1ピクセルの容量は色数と同じなので
ピクセル数分かければ、1フレーム(画像1枚当たり)
の容量が分かる
Ⅰ 3バイト(色数)×60(フレームレート)×1280×720(ピクセル) = 165,888,000 バイト
Ⅱ 3バイト(色数)×30(フレームレート)×1920×1080(ピクセル) = 186,624,000 バイト
Ⅲ 1バイト(色数)×30(フレームレート)×3840×2160(ピクセル) = 248,832,000 バイト
Ⅰ<Ⅱ<Ⅲ