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シェル実行ツールfairy support runで既存のシェル資産を整理してみる

Last updated at Posted at 2019-09-29

fairy support runって?

複数のサーバー上で
手元にあるシェルの実行
ファイルのダウンロード、アップロードができるツールです
サーバーの構成管理にも使えます

ドキュメントを見れば使い方は簡単にわかります
この手のツールでよくあるLAMP環境の構築はこちらで一発でできます

使うのに向いてる人

手元にシェル資産がある人

使うのに向かない人

シェルと聞くと脊髄反射で拒絶反応を起こす人

とりあえず動かしてみる

Java上で動くのであらかじめJavaをインストールしておきます
fairy support runをダウンロードをします。
fairy support runダウンロード
シェルを実行するサーバーへのアクセス情報ファイルを作成します

server.properties
server1.address=127.0.0.1
server1.port=2222
server1.user=vagrant
server1.password=vagrant

実行するシェル作成します
testフォルダ作成してその中にmain.shを作成します

main.sh
#!/bin/bash

echo "Hello world"

ファイルの構成は全部で下記のようになりました

|-- com_fairysupport_run.jar
|-- server.properties
`-- test
    `-- main.sh

jarファイルなのでjavaコマンドで実行できます
引数に与えているtestというのはmain.shの入っているフォルダ名です

java -jar com_fairysupport_run.jar test

これでmain.shが127.0.0.1:2222上で実行されました

シェルはキックに使うだけにして本処理は得意な言語にしてみる

testフォルダの中にhello_world.plを作成します

hello_world.pl
print "hello world\n";

main.shを修正します

main.sh
#!/bin/bash

perl hello_world.pl

ファイルの構成は全部で下記のようになりました

|-- com_fairysupport_run.jar
|-- server.properties
`-- test
    |-- hello_world.pl
    `-- main.sh

実行してみます

java -jar com_fairysupport_run.jar test

main.shからhello_world.plが実行されました

既存のシェル資産を整理する

とりあえず動かせたので既存のシェル資産をfairy support runで実行できるようにまとめてみる

MySQLへのデータの初期データインポートを整理します

mysqlimportフォルダ作成してその中にmain.shを作成します

main.sh
#!/bin/bash

data_dir=$(cd ./data; pwd)
for file in `ls -1 ${data_dir}`
do
  mysqlimport -uroot -ppassword --local my_db ${data_dir}/${file}
done

mysqlimportフォルダ内にdataフォルダを作成します
dataフォルダ内にテーブル名.txtという名前のタブ区切りファイルを作成します

ファイルの構成は全部で下記のようになりました

|-- com_fairysupport_run.jar
|-- server.properties
`-- mysqlimport
    |-- data
    |   |-- group.txt
    |   |-- schedule.txt
    |   `-- user.txt
    `-- main.sh

実行してみます

java -jar com_fairysupport_run.jar mysqlimport

my_dbデータベース内のgroupテーブル、scheduleテーブル、userテーブルへ初期データ投入ができました

今回MySQLへの初期データ投入を整理してみました

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