前回からの続き
前回、クマなどの獣害関連データの位置情報をもっと簡単に記録・登録できないかって考えた結果、ぼちぼち作ってみたサービスなどについて投稿しました。
その時「いま自分がいる場所の近辺でクマなどの目撃情報の有無が確認できればいいな」と書きましたが、それを実現するためにほぼ2年ぶりにソースコードを開いてロジックを追いつつ、ずいぶん怪しいjavascriptの扱いに苦労しながら、なんとなくそれっぽい機能を追加しましたので報告します。
これが画面だ!
初期画面にいま自分がいる場所と近辺のクマ情報を地図にプロットした画面表示ボタンを追加しました。
色使いとか位置関係とかデザインに対する指摘はナシということで。とりあえず動けばオーケー主義です。
上画面の「いまいるところ」ボタンを押すと、自分の居場所とその近隣でのクマ目撃情報が下の画面のように地図上に表示されます。
見知らぬ場所で心配になった時、サービスに接続後に「いまいるところ」ボタンを押せば、近所で目撃例等があるかどうかを確認出来ます。
さまざまなブラウザや端末で確認してみたところ、位置情報取得を不可にしている場合には動かない場合がありますが(許可する?ってメッセージが出て利用できたりもしますが)、そんな場合は画面したの電話番号に電話してね、っという柔軟な(いいかげんな)対応で最低限なんとかなりゃいいや的な主義ですので。
赤丸に「現在地」と書いてあるところがスマホから取得した位置情報です。
上の画像データはちょっと加工しているので、そうはなっていませんが、スマホの画面に表示された地図の真ん中が自分の位置で、その周りでの目撃情報をクマの足跡マークで示しており、アイコンをクリックすると報告日時とコメントが表示されたりします。
まとめ
様々な自治体がクマなどの目撃情報を地図上にプロットして公開していますが、そのどれもが庁内GISサービスの一部を利用しているためか機能がてんこ盛りなサービスで操作が重かったり、また自分が何処にいるのかは地元の人じゃないとわからないという具合で正直使いづらいなー、なんて思ってます。
で、簡単な機能でいいので、その周辺に観光にやってきたとか引っ越し直後でそのあたりの地理には疎いといった人のために、スマホで簡単に確認出来るサービスがあればと作ってみたのが今回のものです。
決して高機能ではないし、いたずら対策などセキュリティ面ではヘロヘロなのですが、そこはシロートのわたしがこんなものを作ったってことで刺激を受けたスーパーハッカーな人たちがステキなサービスを立ち上げてくれることを期待しならがら今回はここまで。
おまけ
同じコンセプトで災害時の避難所や給水所などの場所と自分の今いる場所を表示するサービスがあれば便利なんじゃないかと。それってこのくま情報サービスを流用すればすぐにでも作れるんじゃないかって思いますので、もしかしたら私が作るかもしれないし、作らないかもしれない。
Google Mapの使い方も見様見真似なもので、本来ならば画面表示された地図からGoogle Mapアプリなどへ画面上のデータはそのままに遷移させて、あとはGoogle先生よろしくお願いします的な展開のほうが便利でオシャレな気もしますが。それは今後のお楽しみ。