1 インストール用USBからのブート
1.1 起動時の注意点
※ブートシーケンスの順序変更やSecureブートオフなどの部分は割愛。
USBからブートをしようとしてもデフォルトのままで起動しようとすると、うんともすんとも言わず、固まってしまう。
ポイントは起動する際、キーボードのeを押して、カーネルコマンドの編集モードに入り、下記を追記する。
intel_pstate=disable
これでとりあえずインストール用OSが起動してくる。
あとはGUIベースでインストールするなり、テキストモードでインストールするなり、おまかせでほぼOK。
1.2 パーティション設定時の注意点
上でおまかせでほぼOKと書いてしまったが、何も考えずにインストールして再起動してみたら、ブートローダが起動してこなかった。
BIOS/MBRではだめで、UEFI/GPTでインストールするとうまくいった。
※ここまで参考URLの事象と同じだった。とても参考になる解説だった。
2 インストール後の注意点
2.1 カーネルコマンドラインの追記を忘れずに
インストール完了後、再起動するタイミングでも忘れずに、
intel_pstate=disable
これをつけて起動すること。
そして、無事に起動したあとは、terminalを起動して、
# vim /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX="intel_pstate=disable net.ifnames=0"
※net.ifnames=0はeth0とかの名前にするための設定
#grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
これでOK。
3 その後の不具合について
- 起動中にフリーズ ( kernel 4.4, 4.5で確認 )してしまう
kernel 4.6 に変更することで安定化(したと思われる)
その他細かい設定はひとまず置いといて、インストール時の注意点でした。