参考
ありがとうございます
4.2 欠陥ライフサイクルとソフトウェア開発ライフサイクル
欠陥 = 障害 : システムに含まれる不備
誤り = エラー: 間違った結果を生み出す人間の行為
故障 : 期待した結果から逸脱すること
不正:実際の結果とテストの期待結果に相違が生じる
静的テストは、故障ではなく欠陥を直接発見する。
テスト担当者が不正を観察しない場合、偽陰性結果が発生することがある。
- 偽陰性 陰性が偽
- 欠陥がありだが、陰性(欠陥なし)と判断してしまう。
4.2.1 欠陥ワークフローと状態
欠陥に対して、テストチームが行うべき活動
- 初期状態
- 欠陥を解決できる人が不正を再現できるように、必要な情報を収集する
- この状態は、「オープン」状態または「新規」状態とも呼ぶ。
- 返却状態
- 初期の情報収集プロセスまたはテスト自体が不十分であったことを意味する
- これは、「拒否」状態または「明確化」状態とも呼ぶ。
- 確認テスト状態
- 問題が解決したかの確認を行う
- この状態は、「解決済み」状態または「検証」状態とも呼ぶ。
4.2.2 無効および重複した欠陥レポートのマネジメント
偽陽性結果をもたらす
- 偽陽性
- 欠陥なしだが、陽性(欠陥あり)と判断してしまう
4.2.3 クロスファンクショナルな欠陥マネジメント
クロスファンクショナルチームとは
経営の課題を解決するために、社内だけではなく外部からも人材を招へいし、結成されたチームのこと。
欠陥マネジメント(または欠陥選別)委員会とは
クロスファンクショナルなステークホルダのチーム。
報告された欠陥の初期検出から最終的な解決(欠陥除去、欠陥除去の延期、報告取り消し)に至るまでを管理する。
構成管理委員会と同じチームとなることがある
- 各欠陥レポートが有効な欠陥を示しているかどうか、および解決すべきか延期すべきかどうかを決定する
- 解決しない場合に生じるメリット、リスク、及びコストを検討する
4.3 欠陥レポート情報
- 欠陥レポートに含める情報、3つの目的
- 欠陥ライフサイクル全体でのレポートのマネジメント
- プロジェクトステータスのアセスメント、特に、プロダクトの品質とテスト進捗に関するもの
- プロセス能力のアセスメント
ISO 9126(ISO 25000に改訂中)
IEEE 829
IEEE 1044
直交欠陥分類法
4.4 欠陥レポート情報によるプロセス能力の評価
-
欠陥レポートを、プロジェクトステータスのモニタリングとレポートに役立てる
-
欠陥情報は、プロセス改善の取り組みを支援する必要がある。
- 各フェーズでの欠陥検出効率を改善する方法を提案する。
- 欠陥の総数を削減するための的を絞った改善を行う。
- 欠陥の総数を削減するためのプロセス改善を行う。
- 欠陥により発生するコストを最小化する。
- 問題の多いコンポーネントのりエンジニアリングを可能にする。
-
見つけた欠陥を追跡しないことがある。
-
効率性の名目やプロセスオーバーヘッドを削減する目的で頻繁に行う。
-
実際には、テストとソフトウェア開発のプロセス能力に対する視認性を大幅に低下させる。