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JSTQB AL テストマネージャ 第5章 135分

Last updated at Posted at 2018-08-15

5.2 テスト改善プロセス

テストは、プロジェクトコスト全体において大きな割合を占めているので、
プロセス(及び成果物)を改善していくことが必要

TMMi TPI Next CTP STEP
段階モデル 連続モデル 連続モデル 連続モデル
16プロセス 16プロセス 12プロセス よくわからない
組織の成熟度を示す5段階
(Level 1~5)
プロセス能力を示す4段階
(初期・コントロール・効率化・最適化)
4プロセス(計画、準備、実行、改善) よくわからない

5.2.2 プロセス改善のタイプ

  • プロセス改善モデル
    • プロセス参照モデル
      • 業務プロセスを調査・記述、分析、設計する際に参照できる、MECE(もれずだぶらない)な標準的な部品のこと
      • 成熟度の測定指標を提供している
      • モデルと比較して組織の能力を評価したり、フレームワーク内で組織を評価したりする
    • コンテンツ参照モデル
      • 優れたエンジニアリングプラクティス(たとえば、テストプラクティス)に関する詳細な説明を提供するプロセスモデル。
      • 組織的な機会におけるビジネス指向の評価を提供する。

5.3 テストプロセスの改善

IDEALモデルにて、プロセス改善を行う。

IDEALモデルは、①「開始(Initiating)」, ②「診断(Diagnosing)」, ③「確立(Establishing)」, ④「行動(Acting)」, ⑤「学習(Learning)」の5つのフェーズからなります。IDEALモデルは、これらのフェーズの頭文字を表しています。
No.13 ソフトウェアプロセス改善モデル(IDEALモデル)

  • 改善プロセスの開始
    • 計画の作成、承認(目的、目標、対象範囲、、、)
    • 公開されているモデル(CTP、TMMi、STEP、TPI Next)を選択する
  • 現在の状況の診断
    • ギャップ分析
  • テストプロセス改善計画の確立
    • 優先順位の決定。
  • 改善を推進する活動
    • プロセス改善の展開
  • 改善プログラムからの学習
    • 改善課題を明確化。

image.png
ビジネスプロセスモデリング

5.4 TMMiによるテストプロセスの改善

テスト成熟度モデル統合は、CMMIを補完するもの。
プロセス参照モデル

テストプロセスの能力改善技術 ~その3 「TMMiの概要」

  • レベル1:初期
  • レベル2:管理された
  • レベル3:定義された
  • レベル4:測定された
  • レベル5:最適化された

image.png
テストプロセス改善モデルの最新動向

5.5 TPI Nextによるテストプロセスの改善

プロセス参照モデル

『TPI NEXT』を読んで(テスト)プロセス改善を考える

4つの成熟度レベルを定義している。

  • 初期
  • 制御された
  • 効率的な
  • 最適化している

image.png

image.png

image.png
TPI NEXT入門

5.6 CTPによるテストプロセスの改善

クリティカルテストプロセスアセスメントモデル
コンテンツ参照モデル

CTPとは
12の重要なプロセスから構成されるテストプロセス改善のためのコンテンツベースドモデル。
企業の利益や評価に影響を与えるようなミッションクリティカルなプロセスやコンピタンスの状況を同僚や経営陣が判断できるよう高度に可視化したプロセスを含む。content-based modelも参照のこと。

これが参考になるらしいのだが、いかんせん高く手が出せない。

ソフトウェアテスト12の必勝プロセス

次のようなモデルのカスタマイズが可能である。

  • 特定の課題の識別
  • 優れたプロセスの属性に対する認識
  • プロセス改善を進める順序と重要度の選択

5.7 STEPによるテストプロセスの改善

体系的テストと評価プロセス
コンテンツ参照モデル

  • TMMiやTPI Nextと違って、CTPと同様に改善を特定の順序で行う必要がない
  • テストしてからコーディングを重視する
    • つまり、早期のテストケース作成により、設計とコーディングの前に要求仕様の妥当性を確認するようにする

以下が前提となる。

  • 要件ベースのテスト戦略
  • テストをライフサイクルの最初に始める
  • テストを要件及び利用方法のモデルとして利用する
  • テストウェアの設計がソフトウェアの設計をリードする
  • 欠陥を早期に検出するか、またはまとめて予防する
  • 欠陥を体系的に分析する
  • テスト担当者および開発者が共同で作業する

TPI Next成熟度モデルと組み合わせて使用することができる。

これが参考になるらしいのだが、いかんせん高く手が出せない。

体系的ソフトウェアテスト入門

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