本日(2016/04/04)、人気のコミュニケーションツール「ChatWork(チャットワーク)」のデスクトップ版アプリがリリースされました(※)。 その挙動がHTML+Node.jsでデスクトップアプリケーションを作る「Electron(エレクトロン)」ではないか? と感じたので調べてみました。
※ デスクトップ版アプリをリリース | ChatWorkブログ
Elecron製のアプリかどうかを調べてみた
OS Xにて、あるアプリがElecron製かどうかを調べるには、アプリケーションファイルを右クリックし、中身を見てElectron.exe(またはそれに当たるもの)があるかどうかで判断できます。ChatWorkがElectron製かどうかを調べてみましょう。
■ 手順
① チャットワーク.appを右クリック(多くの場合、Applicationフォルダに格納しているでしょう)し、[パッケージの内容を表示]を選択する。
② ChatWork.app/Contents/MacOS フォルダに「Electron」ファイルがあったので、Electron製のアプリだと判断できる。
Eletronの注目すべき事例がまた一つ増えた
ElectronはJavaやObjective Cといったネイティブの言語を使うこと無く、HTMLとNode.jsだけでクロスプラットフォームのアプリケーションを作ることのできるフレームワークです。Microsoft社製のコードエディター「Visual Studio Code」や、Slack Technologiesのチャットツール「Slack(スラック)」といった有名なアプリでも、Electronを採用しています。ChatWorkのElectron採用により、また一つElectronの注目すべき事例が増えました。