はじめに
Fessという全文検索サーバを使って色々な検索を試してみました。
公式サイトはこちら
http://fess.codelibs.org/ja/
環境構築方法はこちら
http://fess.codelibs.org/ja/articles/article-1.html
実践
ここではFessを使った検索を色々試したみたいと思います。例としてQiita http://qiita.com/ を最大アクセス数1000で検索しています。
1.AND検索
検索形式
検索語1 AND 検索語2`
意味
AND検索は検索語をスペースで区切った時と同じ結果となります。複数の検索語がすべて含まれるドキュメントを検索します。
用例
java AND eclipse
javaとeclipseが含まれるドキュメントを検索。検索件数10件。
2.OR検索
検索形式
検索語1 OR 検索語2
意味
検索語のどれかが含まれるドキュメントを検索します。検索語1が含まれていなくても検索語2が含まれていれば検索対象となります。逆もまた然りです。
用例
php OR perl
phpとperlのいずれかが含まれるドキュメントを検索。検索件数211件。
3.NOT検索
検索形式
検索語1 NOT 検索語2
意味
NOTの後に指定した検索語を含まないドキュメントを検索します。検索語1が含まれていて検索語2が含まれていないドキュメントが検索されます。
用例
java NOT js
javaを含むがjsを含まないドキュメントを検索。検索件数601件。
4.ブースト検索
検索形式
検索語1^ブースト値 検索語2
意味
特定の検索語をブースト値をつけることで優先して検索させます。検索語1の方が検索語2より優先されて表示されます。
用例
php^5 html
phpの方がhtmlより優先して検索されます。検索件数58件。(検索表示の順番が変わるだけなので、ブースト値をいくつにしても検索件数は変わらず58件になります)
まとめ
検索方法によって色々な結果が期待できます。目的に沿った検索をすることで作業が捗ります。