概要
Node.js をインストールすると一緒にインストールされる(はず)の npm コマンドを使って、Angular および Angular CLI をインストールしたりバージョンを上げたりするときの備忘録。
Angular CLI 無くても、package.json とか用意して手動でパッケージのバージョン指定しながらベースとなるソースコードは作れるけど、そこまでするよっぽどの理由がない限りは、Angular CLI でベースプロジェクト作成したりした方が圧倒的に楽なので、手動はオススメしない。
なので、Angular CLI を使用する前提のお話です。
前提
以下の環境になっている前提です。
- Node.js: 10.15.0
- npm: 6.4.1
コマンド一覧
現在の Angular, Angular CLI のバージョンを確認
すでに Angular CLI が入っている場合は、以下のコマンドで確認可能。
@angular
系のパッケージバージョンが目的のバージョン (今回だと 7.x.x) になっていればOK.
# バージョン確認コマンド
$ ng --version
_ _ ____ _ ___
/ \ _ __ __ _ _ _| | __ _ _ __ / ___| | |_ _|
/ △ \ | '_ \ / _` | | | | |/ _` | '__| | | | | | |
/ ___ \| | | | (_| | |_| | | (_| | | | |___| |___ | |
/_/ \_\_| |_|\__, |\__,_|_|\__,_|_| \____|_____|___|
|___/
Angular CLI: 7.0.6
Node: 10.15.0
OS: darwin x64
Angular:
...
Package Version
------------------------------------------------------
@angular-devkit/architect 0.10.6
@angular-devkit/core 7.0.6
@angular-devkit/schematics 7.0.6
@schematics/angular 7.0.6
@schematics/update 0.10.6
rxjs 6.3.3
typescript 3.1.6
Angular CLI 新規インストール(まだ入れたことがない場合)
以下のコマンドで Angular CLI をグローバルインストール
# グローバルインストール(場合によっては 先頭に "sudo" が必要)
npm install -g @angular/cli
Angular CLI アップグレード(バージョンが古い場合)
今のバージョンを一旦アンインストールしてから、もう一回インストール
# 消す
npm uninstall -g @angular/cli
# チェック
npm cache verify
# 安定版の最新を再インストール
npm install -g @angular/cli
Angular 本体のアップグレード(Angular CLI のバージョンアップはしたけど、既存 Angular 本体のバージョンが古い場合)
Angular で作ったアプリが存在する(package.json が存在する)場合のみ、実行可能なコマンド。(ソースコードがない空のプロジェクトでは実行不可)
# ng update パッケージ名
ng update @angular/core
基本的にはパッケージそのまま指定すれば良い。(@angular/material
とか)