Raspberry Piはデフォルトのまま運用すると電プチ操作やログ書き込みによるSD Card劣化によりSD Cardがわりとすぐに壊れてしまいます。
なのでサーバとして常時起動する運用を行うならSD CardのRead only化は必須です。
しかし、その方法をすぐ忘れて検索するのでメモとして残しておきます。
この記事はメモなので細かいこと書かずにコマンドだけ掲載しますが、Raspberry Piのrootfs ROM化については以下の記事に詳しく書かれているので興味ある人は以下記事を御覧ください。
Raspberry Pi OSのrootfs ROM 化 ― RAMディスク化しつつ、好きなパッケージを後から追加する方法
前準備
毎回手で打つのが面倒くさいのでOverlay FS 操作用の関数rsfsrom
を作りました。
既に登録済みならこの作業は不要です。
rsfsrom
を~/.bashrcに登録しておくのが嫌なら適当にshellscript化して /usr/local/bin
にでも放り込んでおきましょう。
~/.bashrc
curl -L https://gist.github.com/tomtwinkle/d02d9c2c66457a97752032f778113a63/raw >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
Overlay FS 有効化(SD Card ROM化)
rsfsrom enable
sudo systemctl reboot
Overlay FS 無効化(SD Card ROM化解除)
rsfsrom disable
sudo systemctl reboot
Overlay FS status確認
rsfsrom status