この記事の目的
- 使いなれたエディタ(VScode等)を使えない場面(現場での制限等)
- Vimを使う必要がある場面での設定
- 最低限(マウスコピペ・バックスペースでの削除・ハイライト)を使えるように設定したい
注意事項
不特定多数の方が使用する環境下での設定変更については
Vim設定が既にある場合も多く、変更は関係者に許可をとった上で実施して下さい。
最悪は「何で設定変えるんだ!!」と怒られます。
*事前にコピーを取っておいて、作業完了後に元に戻す等
作業後の復旧ができる状態にし、許可を取って実施しましょう。
.vimrc
の編集
まずはルートディレクトリ ~/.
に移動し、.vimrc
ファイルを設定します。
現在存在しない場合は新規にファイル作成し、設定します。
下記設定コードを記載して保存します。
設定内容はコメント行を参考にして下さい。
~/.vimrc
" -- VIM Settings --
" -- settings --
" 文字コードをUTF-8に設定
set fenc=utf-8
" スワップファイルを作らない
set noswapfile
" 入力中のコマンドステータス表示
set showcmd
" クリップボードを使えるようにする。
set clipboard=unnamedplus
" バックスペースによる削除設定
set backspace=indent,eol,start
" オートインデント
set autoindent
" 行末1文字分カーソル移動追加
set virtualedit=onemore
" -- visual --
" 行番号表示
set number
" 現在の行を強調表示
set cursorline
" カーソル桁の強調表示
set cursorcolumn
" ビープ音の可視化
set visualbell
" 括弧入力時の対応する括弧を表示
set showmatch
" シンタックスハイライトの表示
syntax enable
" 入力中のコマンドステータス表示
set showcmd
" タイトル表示
set title
" ステータス行の表示
set laststatus=2
" -- search --
" 検索文字列が小文字の場合は大文字小文字を区別なく検索する
set ignorecase
" 検索文字列に大文字が含まれている場合は区別して検索する
set smartcase
" 検索文字列入力時に順次対象文字列にヒットさせる
set incsearch
" 検索時に最後まで行ったら最初に戻る
set wrapscan
" 検索語をハイライト表示
set hlsearch
" ESC連打でハイライト解除
nmap <Esc><Esc> :nohlsearch<CR><Esc>
終わりに
以上簡単ですが、現場作業時のVim設定についてでした。
Vimは多種のカスタマイズがあり、人により好みは異なると思いますが、
サーバ内(EC2)で設定時に使い慣れたエディタを使用できない等で
Vimを使用しなければいけない場面も多いと思います。
上記設定しておけば、最低限のVim操作で現場設定もしやすいと思います。