はじめに
Microsoft Loopとは
感想を一言で表現すると、「Notionっぽい何か」。
※現時点では、「Loopコンポーネント」のみが利用可能である。
したがって、本記事ではLoopコンポーネントに焦点をあてる。
Loopコンポーネントはどこから使えるのか
良いところ
マークダウン記法に対応している
OneNoteと比較してとても良いと感じた点。
//
でコメントを記入したり、@
でメンションを入れられたりと、何かとモダンな書き心地がGood。
汚くなりにくい
OneNoteと比較して、良い意味で自由度が低い。(例:横に無限に拡張できない)
これにより、チームでなるべく綺麗な状態のファイル保持が可能になると思った。
同時編集でコンフリクトしにくい
これもOneNoteと比較して良いと感じた点。
改善してほしいところ
(チャネル会議で利用しても)保存先は作成者のOnedriveになる
「チャネル会議で作成したらSharepointでは?」と思ったら違った。(いずれ改善されるであろう。。)
※保存先を手作業でSharepointに移すことは可能なので、気になる方には毎回手作業で移すことを推奨する。
タスクリストがPlannerやMicrosoft To Doと連動しない
タスクをPlanner・Microsoft To DOで一元管理したいので、連動しないと使う気になれない。
(これもいずれ改善されるような気がする)
メンション→メール通知という仕様
メールではなくTeamsで通知が受け取れるようになると良い。
また、メンションがついた場所を明示してくれると良い。
余白設定が微妙
Notionでは、「見出し1」の上部にちょうどいい感じの余白が発生するのに対して、
Loopコンポーネントではこれがない。
Notionの場合
Loopコンポーネントの場合
まとめ
今後の本格展開がとても楽しみなツール。
現状のLoopコンポーネントの機能だけでも、十分に活用の余地はある。
しかしながら、 「OneNoteから今すぐ全部Loopに移行しよう!」というレベルにはまだ達していない。
今後リリースされるLoopワークスペースの利便性によって判断するのが良いと考えられる。
Notionのような「細かいところにしっかり手が行き届いている」感は特に感じられなかったので、今後の機能追加に期待。
関連ページ