pythonの仮想環境に入るには
仮想環境\Scripts\activate
といちいち打たなければなりません。
でもanacondaのactivate 仮想環境
みたいにコマンドひとつで入りたい。
そんなあなたにおすすめです。
今回はcmdファイルを使います。cmdファイルとはbatファイルと同様にコマンドプロンプトでの複数作業を一気にすることができるファイルです。
そのcmdファイルを新規のディレクトリに入れて、そこにパスを通してあげる作戦です。
環境
Windows10 Pro
python==3.6.1
手順
ここでは仮想環境をすでに作っているものとし、名前をvenvとします。
最初にcmdファイルを作ります。仮想環境を呼び出すときの名前になるのでここではvenv.cmdとします。
cmd /k C:\Users\(venvまでのパス)\Scripts\activate
cmdはコマンドプロンプトを開いて以下を実行するコマンドです。/kオプションをつけることで実行が終わった後もコマンドプロンプトを閉じずに開いたままにできます。
次にあたらしく作ったディレクトリにこのvenv.cmdを入れます。ここではmysytemというディレクトリに入れることにします。
そして作ったディレクトリにパスを通します。
システム⇒システムの詳細設定⇒環境変数の順に開き、
その上のユーザーの環境変数の中のPathを開きます。
そこで新規に
C:\users\(mysystemまでのパス)\mysystem
を追加します。
試してみる
コマンドプロンプトで実行してみます。
>venv
(venv)>
きちんと仮想環境に入れていれば成功です!
お疲れさまでした。