Talon.One、クラウドインフラのコストを最適化

Aivenをデータ・プラットフォームの中核に据えることで、Talon.Oneは大幅なコスト効率化を実現しています。

クラウド・コンピューティングへの移行は、近年の最も重要な技術トレンドの1つです。クラウドへの移行は、俊敏性、効率性、セキュリティの向上、イノベーションの可能性など、企業に多くのメリットをもたらします。迅速なスケーラビリティも大きな利点のひとつだが、必要な管理体制が整っていなければ、急激なコスト増にもつながりかねない。そのため今日の組織は、クラウドの利用と効率を最大化する方法を見つける必要があるのだ

GoogleのクラウドカスタマーコミュニティであるC2Cが主催した最近のウェビナーで、Talon.Oneは、同社がクラウドに移行することで多くのメリットを享受しながら、どのようにクラウドコストを最適化したかについての洞察を共有した。

2015年に立ち上げられたTalon.Oneは、Adidas、Afterpay、Carlsbergといったブランドのインセンティブ・キャンペーンの規模拡大を支援する主要なエンタープライズ・グレードのプロモーションおよびロイヤルティ・ソリューションに成長した。データはTalon.Oneの強力なプロモーションエンジンの中心であるため、データ関連リソースのコストを監視することは、パフォーマンスと収益性の両方を確保するための鍵となる。

現在、その責任はDevOpsチームリーダーのヨタム・コーエンにある。コーエンは、Talon.Oneのソフトウェア開発とデプロイメントプロセス、および会社のインフラストラクチャの保守を監督している。「事業開始当初、オープンソースのPostgreSQL®をAivenのマネージドサービスとして利用し、Google Cloud上で稼働させることがすぐに決定されました。それ以来、Aivenは私たちの製品の大きな部分を占めています。それ以来、Aivenは私たちの製品の大きな部分を占めています。Aivenは、私たちの成功と、成長に伴うコストの抑制に役立っています」とCohen氏は言います。

標準化されたプランが顧客環境の最適化に貢献

Talon.Oneの各顧客は、セキュリティ、コンプライアンス、および可用性を保証するために、独自のPostgreSQLサーバーを持っています。Talon.Oneは常時250以上のデータベースを運用しており、その総容量は17テラバイトを超えます。Aivenは、コンピュート、メモリ、ストレージの構成が標準化されたPostgreSQLプランを豊富に取り揃えています。これにより、Talon.Oneは顧客ごとの要件に最適なリソースを備えたプランを選択することができます。何百社もの顧客を抱えるTalon.Oneにとって、このような節約の積み重ねは、クラウド・リソースの大幅な削減につながります。

エイブンはこれをさらに一歩進め、Talon.Oneのニーズを満たすためにカスタマイズされた追加プランを作成しました。「最新のコスト最適化により、PostgreSQLのコストは3分の1になりました。

最新のコスト最適化により、PostgreSQLのコストが3分の1削減されました。

Scaling down as important as scaling up

Aiven for PostgreSQL®によって、Talon.Oneは必要に応じてデータベースをコスト効率よくスケールアップ、スケールダウンすることができます。「どのベンダーも、必要なときにパフォーマンスやリソースをスケールアップできるようにしてくれます。「エイブンでは、予測可能な大幅な増量が発生した場合、プランを拡張し、すべてが正常に戻った時点で再びダウンさせるだけです。コストを削減できる爽快なアプローチです」。

Talon.Oneはまた、Aiven for Apache Kafka®を使用して、データパイプラインのコストを最小限に抑えています。ビジネスが成長するにつれ、データの取り込み量も増え、コストが高騰し始めました。「ほとんどの企業は容量で課金するため、すぐに手に負えなくなります。「Apache KafkaをAivenに切り替えることで、コストをコントロールできるようになりました。Apache Kafka®クラスターごとに月額固定価格なので、コストを削減できただけでなく、予測可能なコストであり、今後も拡大し続けるでしょう。

Apache KafkaをAivenに切り替えたことで、コストをコントロールできるようになりました。Apache Kafka®クラスターごとに月額固定価格なので、コストを削減できただけでなく、予測可能なコストであり、今後も拡大し続けるでしょう。

Google Cloudコストの最適化

世界中に顧客を持つTalon.Oneは、顧客が可能な限り最高のエクスペリエンスを得られるように、リソースの場所を考慮する必要があります。例えば、Google Cloudが提供する様々な地理的リージョンを利用することで、Talon.Oneは顧客の近くにクラウドリソースを配置することができる。また、同社はApache Kafka用のAivenインスタンスを8つ用意し、顧客を地域ごとにセグメント化できるようにしている。さらに、専用のPostgreSQLサーバーに加えて、顧客ごとに地域のKafkaクラスターを割り当てている。

Google Cloudのコストを最適化することは、同社のクラウドコスト管理戦略の重要な部分である。「Google Cloudには、請求書用の優れたダッシュボードがあり、多数のプロジェクトにまたがる集計ビューを提供します。インフラに適切なラベルを付ければ、コストを実にうまく分解でき、コスト最適化の機会を見つけることができます。AivenのサービスがGoogleでホスティングされていることに非常に満足しています。

AivenによってPostgreSQLとKafkaが管理されていることも、Talon.Oneがリソースを最適化する方法のひとつです。「Aivenのような仕事をするためには、少なくとも2、3人のフルタイムの従業員が必要ですが、同じ品質のサービスを提供することはできません」とCohen氏は言う。「エイブンでは、すべてがシームレスに実行されるのが当然だと思っています。アップグレードは中断することなく行われます。PostgreSQLを触るのは月に1度くらいです」。

エイブンのような仕事をするためには、少なくとも2、3人のフルタイムの従業員が必要ですが、同じ品質のサービスを提供することはできないでしょう」とコーエンは言う。「Aivenでは、すべてがシームレスに実行されることが当然だと思っています。アップグレードは中断することなく行われます。PostgreSQLを触るのは月に1回程度です」。

シームレスな統合でコスト増を回避

新しいツールを導入する際、コーエンのチームは既存のエコシステムとどのように統合するかを調査するために費用と時間と労力を費やします。Talon.Oneでは、Aivenを使用することで、この追加コストを回避することができます。例えば、チームがAiven for Apache Kafka ConnectとAiven for ClickHouse®の使用を開始したとき、新しいテクノロジーはPostgreSQLとKafkaとシームレスに統合されました。

将来に向けて、コーエン氏はさらなる成長を見込んでいる。「私たちは、より多くのデータを取り込み、より多くの分析を意味する、よりデータ指向になってきています。データ・コストの可視化と管理は、今後も非常に重要です。エイブンは、データに関連することなら何でもお任せできるパートナーであり、今後ともコスト最適化の鍵を握る存在であり続けるでしょう」とコーエンは締めくくります。

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