ブロリーは顧客のソーシャルデータを理解するためにAiven for Apache Kafka®を使用しています。

ソーシャルメディア・アーカイビング＆インサイト・プラットフォームのBrollyは、膨大な顧客データを取得・保存するための堅牢かつコンプライアンスに準拠した方法を必要としていました。

ソーシャルメディア・アーカイビング＆インサイト・プラットフォームであるBrollyにとって、効果的なデータ処理とデータ管理はミッションクリティカルです。ソーシャルメディアトラフィックの急速な顧客増加に伴い、Brollyはこれらのソーシャルメディア上の会話を収集・保存する堅牢な方法、つまり業界のデータプライバシーとセキュリティ規制に準拠した方法を必要としていました。BrollyはAivenと提携し、弾力性、安全性、俊敏性を備えた最新のデータインフラを構築することで、顧客のソーシャルメディアアーカイブニーズの拡大に対応しました。Apache Kafka®にAivenを使用することで、Brollyはシステムエラーと運用コストの削減に大きく貢献するとともに、貴重なITリソースを解放しました。これにより、同社の社員は最も重要な新サービスの創造、つまり価値創造と顧客満足に集中できるようになりました。

ソーシャルメディアで成長する、責任をもって

Statistaによると、2022年、消費者は1日平均147分をソーシャルメディアに費やす。優先的なコミュニケーション・ツールとしてのソーシャルメディア・アプリの人気を考えると、銀行、保険会社、政府機関のような多くの大企業は、毎日定期的にソーシャルメディアを使って顧客とやりとりしている。このリアルタイムに近いコミュニケーションは、業界のコンプライアンス要件に沿って処理され、保存される必要のある膨大な量のデータを生成する。

ブロリーの顧客は主に、政府、金融サービス、教育、ヘルスケアプロバイダーなどの規制業界にいることを考えると、ソーシャルメディアの記録を収集し、安全に保つことは、彼らにとって最も重要なことです。

「データは当社にとって中核的なビジネス機能です。ソーシャルメディア上の会話を、安全かつ確実に、そしてオーストラリア国内および地域のさまざまなデータやプライバシーに関する規制に準拠して収集・保存することは、当社の顧客基盤にとって非常に重要です。当社の分析フレームワークは、生成される膨大な量のデータを理解するのに十分な弾力性が必要でした」と、ブロリーの最高技術責任者（CTO）、アリ・ナゼミアンは言う。

データは当社にとって中核的なビジネス機能です。ソーシャルメディア上の会話を、安全かつ確実に、そしてオーストラリア国内および地域のさまざまなデータ規制やプライバシー規制に準拠して取得し、保存することは、私たちの顧客基盤にとって非常に重要です。当社の分析フレームワークは、生成される膨大な量のデータを理解するのに十分な弾力性が必要でした」と、ブロリーの最高技術責任者（CTO）、アリ・ナゼミアンは言う。

#増大するデータ量をリアルタイムで管理するために先手を打つ

Aivenと提携する前、Brollyは構造化および非構造化情報と複数のソースから入ってくるデータの無限のストリームの管理に苦労していました。このような状況は、もはや目的に適さない旧式のデータ・ストリーミング・アーキテクチャを使用して、リアルタイムで発生していました。その結果、Brollyは増大するリアルタイム・データ量とトランザクションのユースケースの管理に苦慮し、その結果、計算に費やす時間が増加しました。さらに悪いことに、以前のプラットフォームでは特定の顧客データを取得できなかったため、貴重なITリソースがデータの再取得に費やされていました。プラットフォームが完全に自動化されていなかったため、規制上のデータ・コンプライアンスに反する人為的な介入が行われていた。

最後のとどめは、Brollyのエンジニアリング・チームが、プラットフォームが大量のデータを取り込めないためにバックログに溺れ、データ・ユーザー、エンジニア、そして最終的には顧客を苛立たせていることに気づいたときでした。サポートチケットの生成にも時間がかかった。

ブロリーは、処理とアーカイブが必要な大量の顧客データに対応できるよう、俊敏で柔軟性のある最新のデータベースとシステムに投資する必要があることに気づきました。その新しいプラットフォームは、顧客の増大する大量のソーシャルメディアデータを正確に取り込み、処理し、アーカイブするのに十分堅牢である必要があった。また、さまざまなデータストリームを取り込み、複数のデータソースをサポートする機能を備えた、使いやすく管理しやすいプラットフォームである必要もありました。

「チームが新しいデータ・プラットフォームを支えるテクノロジーに精通し、ベンダーロックインがなく、バックエンド・サービスを任せられるサービス・プロバイダーによって管理されていることが重要でした。

データ・インフラをシンプルに

顧客データの急激な増加に対応できる最新のデータプラットフォームというブロリーの要件を満たすため、ブロリーはAivenと提携し、Apache KafkaにAivenを選択しました。

「ソーシャル・アーカイビングのニーズとサービスをオンデマンドで提供、拡張、サポートしてくれる信頼できる技術パートナーを探していました。Aivenは、私たちのために最初からすべてをとてもシンプルにしてくれました」とアリは述べています。

Aivenは、Brollyが必要とするすべてのデータインフラストラクチャ・コンポーネントを提供することができ、さらに、より大量のトラフィックとユースケースに対応し続ける同社のストリーミング・ニーズとワークロードを満たすために、水平方向にも垂直方向にも拡張できる能力を備えていました。

Brollyの顧客のデータを新しいAivenプラットフォームとサービスに移行することを含むデジタル・トランスフォーメーションは、ダウンタイムなしで4ヶ月以内に完了し、Brollyは顧客のソーシャルメディア・アーカイビング要件に対応し続けることができました。

現在、BrollyはデータインフラのバックボーンとしてApache Kafkaを稼働させています。AvroとKarapaceは、Apache Kafkaの分離された性質を回避し、Brollyマイクロサービス間のシームレスなメッセージ互換性を確保するためにも使用されています。Kafka Connectは、Brollyの重要なサービス間で内部的にイベントを共有するために使用されています。

Aivenで両方の長所を享受する

Aivenのクラウドベースのインフラは、データの取り込み速度が頻繁に変化し、短時間で何百万ものメッセージに対応できるソリューションが必要とされるなど、Brollyの集中的なソーシャルメディアアーカイブニーズの規模拡大をサポートするのに適しています。

「メッセージはバイラルに拡散する可能性があるため、取り込み速度に関係なくソーシャルメディアの記録に対応できるスケーラブルなソリューションが重要です。「これを克服するために、私たちはAiven for Apache Kafkaとそのエコシステムを使用して、転送中のソーシャルメディア記録のための高度に分散されたスケーラブルな媒体となり得るイベント駆動型のデータパイプラインを構築しました。

イベント・ストリーミング・プラットフォームの柔軟なアーキテクチャは、データの移動も容易にし、オープンソースの利点を活かして、様々なAPI、管理インターフェース、アプリケーションを引き込み、多様な選択肢を与えている。オープンソースのクラウド・データ・プラットフォームとして、Aivenは生産者から消費者に至るまで、バリューチェーンのすべての構成要素を接続している。

「AivenのApache Kafka向けフルマネージド・サービスを利用することで、運用コストを抑えつつ、商用サポートが保証され、幅広いオープンソースコミュニティのサポートを受けながら、信頼できるソリューションを利用することができます。このプラットフォームのサポートは、ブロリーのようなダイナミックな企業にとって不可欠です。

AivenのApache Kafkaのフルマネージドサービスを利用することで、運用コストを低く抑え、商用サポートによる保証を受け、幅広いオープンソースコミュニティのサポートを受けながら、信頼できるソリューションを利用することができます。このプラットフォームのサポートは、ブロリーのようなダイナミックな企業にとって不可欠です。

業務効率と顧客体験を次のレベルへ

Apache Kafkaを導入して以来、Brollyはリソースをより適切に管理できるようになり、インフラの総所有コストを60%削減し、精度とデータ復旧を300%以上改善しました。

精度が最も重要である一方で、スピードと信頼性の高いデータ量処理という2つの能力も同様に重要である。「ソーシャルメディア・アカウントがブロリーに接続されると、そのアカウントに対応するすべてのソーシャルメディア・レコードがわずか数時間で収集され、さらにリアルタイム・メッセージが即座に提供されます。"我々の顧客は、履歴データが収集されると、リアルタイムで何百万ものレコードを抽出して検索することができるようになりました。"

その結果、ブロリーの顧客は、業界の規制やコンプライアンスニーズを遵守しながら、可視性、エンゲージメント、顧客トラフィックを増やすことができるようになった。

技術面では、記録処理の待ち時間が平均1分以上から1秒未満へと2桁も短縮されました。また、ブロリーのインフラストラクチャーの計算能力も大幅に低下し、より効率的に作業できるようになったため、業務効率が200％以上向上しました。

ソーシャルメディア・アーカイビングの青写真

ブロリーは現在、不適切なコンテンツや不審な出来事をリアルタイムで検知するための顧客向け新サービスを特定中だ。同社はまた、ブランドの一貫性を維持しながら、潜在的なソーシャルコンテンツ違反に関連するリスクを軽減するのを支援することで、顧客のデータとオンラインコミュニティを保護するために、さらにレベルアップする意向だ。

「エイブンのオープンソース・テクノロジーを利用することで、顧客、コミュニティ、市民にとってソーシャルメディアをより良い場所にすることに集中できるようになりました。"これにより、私たちは最高のソーシャルメディア・アーカイビングとインサイト・プラットフォームでありながら、コミュニティに還元することができます。"

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