LoginSignup
4
1

More than 5 years have passed since last update.

何番煎じかわからないけどモブプログラミングをやってみた

Posted at

巷で噂のイケてるプログラミング手法があると聞いて、会社の同期+後輩を誘って、もぶもぶ会を開催しました。

やったこと

  • メンバー:6人
  • 設備:50型くらいのモニター+プロジェクタ
  • お題:フルスクラッチでdiffコマンド(文字列比較)を作る
  • 使用言語:使ってみたい人が多かったpython3
  • ドライバー交代:mobsterを使って、時間区切り
時間 内容
13:00 - 13:05 前説
13:05 - 13:15 使用言語とお題の決定
13:15 - 14:15 モブプログラミング1週目
14:15 - 14:55 1週目振り返り & 休憩
14:55 - 15:10 設計
15:10 - 16:50 モブプログラミング2週目
16:50 - 17:00 振り返り

わかったこと(1週目)

  • 思ったより楽しかった。
  • すぐバグ解決していぇええええ!感があった。
  • 他人のコードの書き方がわかる。
    • ネーミングなど。
  • ゴールが共有できていないとダメだよね。
    • 設計してないよね。
    • 時間取って設計はやらないとダメなんじゃない?
    • 何をどうするか考えていないと迷う。
  • 取り残される感覚はなかった。
    • 一人でやるより手際よかった。
    • 他の人が調べてくれるのがうれしい。
  • チーム単位で見るとどうなのか?
    • 生産性はいいのか悪いのか?
  • 置き去りになるとしんどい。
    • ついていけない時がある。

楽しかった、一人でやるよりうまくできた、というポジティブな意見がある一方、

とりあえずで初めて途中で迷子になったよね、一度置き去りになるとしんどい、というネガティブな意見もありました。

次にやること(1週目)

  • 設計する
    • 10 - 15分くらい
  • 取り残される人が出ないようにする。

ということで、2週目に入る前に、設計する時間を作りました。
15分くらいでざっと全員の認識を合わせ、2週目はテストも書こう、ということでTDDでモブプログラミングを進めました。

わかったこと(2週目)

  • 今回はみんなに助けてもらえたけど、現場では助けてもらえないので、課題がある。
    • コミュケーションの差が出そう。
  • 付いてこれない人を引き上げようとした。
  • 自分たちがやっていることを共有しながら進めることができた。
  • 笑いが多くなった。
  • エラー発生時に誰かがすぐ解決してくれる。
  • バグが誰の責任にもならない。
  • スキル低い人もレベルアップできそう。

次にやること(2周目)

  • もう1回モブプログラミングやりたい。
    • テーマは誰かの持ち込みか、モブプログラミングをもう1回やる、という場を作る。
  • TDDはもう少しやりたい(初経験者より)。

ここで、今回のもぶもぶ会はお開き。

2週目では、1週目の課題を解決しながら、新しいこと(TDD)を取り入れることができました。

まとめ

今回、もぶもぶ会と称してお試しでやりました。
問題解決の速さや、楽しい、ということもありますが、スキル・知識の共有が加速されることに意義を感じました。
2周目の最初は、私が「先にテストを書くんだよ」などと言いつつ進めていたのですが、途中からは、メンバーが勝手に、お互いに注意しながら、TDDを進めていました。

何番煎じかわからないですが、それでも、誰かに共有したくなる、楽しくてイケてるプログラミング手法でした!!!

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1