OSS Gateワークショップにビギナーとして参加し、OSS開発への第一歩を踏み出しました。
OSS Gateとは
「OSS Gate」とはOSS開発に参加していない人が参加する人に変わる「入り口」を提供する取り組みです。
by 公式
参加したワークショップ
OSS Gate東京ワークショップ2018-01-27
OSSビギナーが、サポートを受けながらOSSに貢献する、というワークショップでした。
OSS開発に携わりたいけど、最初の一歩が踏み出せない、というあなた(昨日までの私!)、ぜひ人の力を借りて一歩を踏み出しましょう。
動機
- 達人プログラマになりたくなった。著名OSSのコードと自分のコードとのレベル差がヒドイ。
- googletestがOSSとして存在していたおかげでプログラマ人生変わった。他の人にもそうなってほしい。
やったこと
まず、端的に成果を述べると、googletestに新しいissueを報告しました。
https://github.com/google/googletest/issues/1431
内容は、最初にサンプル動かすときに、すんなり動かせなかったので、説明追加して欲しいなー、というものです。
なんだそんなこと、と思われるかもしませんが、私にとってgoogle先生が主体のOSSに関わる、ということは、とても敷居の高いことでした。
実際に、今日OSS Gateに参加できなければ、ずっと一歩を踏み出すことができなかったと思います。
実際やった手順
- ビギナー1人に対して、サポーターが1人(今回からの体制のようです)。
- 貢献したいOSSを公式ドキュメント通り動かす。
- 動かすまでにやったこと、うまくいかなかったこと、を細かくメモに残す。
- 残した作業メモから、フィードバックできそうなことを整理する。
- OSS開発者に伝わるようにフィードバックをissueとして報告する。
わかったこと
- 公式ドキュメントで不明点があると、技術ブログなどで解決しがちだが、一次ソースの質を向上することは重要である。そのためのフィードバックは、OSSへの貢献である。
- フィードバックは難しくない。普段適当に解決しているだけで、コミュニティに有用な情報を見逃しているだけ。
- 今ならやれそう!OSS開発!
次やること
- 最初で最後の一歩にしない。
- 来週中に次の貢献をする!
- 今年中にgoogletestのソースコードにpull requestを送る!
感想
行ってみて本当に良かったです。
次、OSSにフィードバック(pull requestも含めて)する敷居がぐっと下がりました。
昨日までの私と同じ境遇にいる方、ぜひOSS Gateで一歩踏み出しましょう!
余談
サポーターの方がまさかの同業さんだったため、組込みLinuxの話題で盛り上がりました。
新しい出会いがあるのも、この種のイベントの魅力ですよね。