データラーニングギルド代表の村上です。
みなさん、今年一年、いかがお過ごしだったでしょうか?
今年は、データ分析業界も、LookerがGoogleに買収されたり、TableauがSalesforceに買収されたり、Auto MLが一気に存在感を出して来たり、自然言語領域でbertが流行りだしたりと、例年に漏れず色んなアップデートがありましたね~!!
自分としては、実はこの一年のスタートとしては、会社を立ち上げたことや、今後に関して思い悩み、非常に悶々とした状況からスタートだった訳ですが、無事こうやってAdvent Calenadarを企画して、23名物メンバーに参加して頂けているので、感無量です!!
1年間もあると、何が起こるか分からないものですね~!!
自分のこの一年に関しては別の記事に書くとして、この記事では、Advent Clendarの趣旨を説明させて頂こうと思います。
このAdvent Calendarに関して
データラーニングギルドに所属するデータ分析に関わっているメンバー23人に、以下のような記事を執筆して貰う予定です。
- この一年でどのような事に取り組んだのか?
- なぜそのようなことに取り組んだのか?
- 今後どのような方向性でキャリアを構築して行こうと考えているのか?
- 来年はどんな活動をする予定か?
- なぜそのようなキャリアと活動を考えているのか?
これらの記事を読みつつ、振り返りの参考だったり、キャッチアップする技術や観点等をブラッシュアップして抱ければと考えています。
データラーニングギルドって?
詳しくはデータラーニングギルドのページを参照して頂ければと思うのですが、簡単に言うと、「データ分析領域で働く人達の互助組織」です。名前に「ギルド」とついているように、ギルド型組織を目指して、データ分析人材がお互いに助け合えるような環境を目指しています。
今年の7月にテスト運用を始めた、立ち上げからまだ半年も経っていないコミュニティです。
執筆時点での参加メンバーは73名なのですが、そのうち23名の方にAdvent Calendarに参加して頂けているので、非常にアクティブですね!!
なぜAdvent Calendarを企画したのか?
今年のGW明け辺りに、「データ分析者のキャリアなんもわからん問題」という記事がデータサイエンティスト界隈で話題になり、それに応える形で、「データ分析人材の長期的キャリアという迷宮」、「データ分析・機械学習業界で生き残るということ」などなど、様々な方がキャリアに関する記事を執筆されました。
業界ででデータサイエンティストとして働いている人たちは、今のAI・人工知能ブームに関しては、期待値と実体にギャップがある、「バブル」であるということを感じながら仕事をしているかと思われます。
その一方で、データを活用したプロジェクトが増えて行くのも自然な流れで、人材が全然足りていないというのもまた間違いない事実です。
統計学・ビッグデータブーム、データサイエンティストブーム、AI・人工知能ブームと名前を変えながらも、ずっと同じような領域でブームが続いてきているので「なんだかんだ続くんじゃないだろうか?」という思いもあったりします。
ただ、この一年で「Auto MLとデータサイエンティストが勝負して Auto MLが勝った」というような話題も何度か耳にしました。
Auto MLに関してはモデリングや特徴量エンジニアリングの自動化を主とするので、まだまだ領域としては限定的ですが、実際にAuto MLを業務で使用してみて圧倒的な工数削減を実感しました。そんな技術革新がどんどん起こっている領域なので、
「スキル選定をミスったら、時間をかけて習得したスキルが一瞬で技術が無に帰す可能性がある」
ということ常に意識ながら、慎重にスキル選定をしなければいけないのです。まさに、どんなキャリアを選べばいいか「なんもわからん」、「迷宮」的な業界ですねw
そんな右も左も分からない、一寸先は闇のような業界ので働く方々に、以下のように活用して頂ければと思って、このAdvent Calendarを企画させて頂きました。
- 様々な立場の様々な人の視点を参考にデータサイエンスのキャリアを考えるきっかけになって欲しい
- データサイエンスの領域で働いている人達の統計的な情報として活用して欲しい
どんな人が所属しているのか?(執筆する予定か?)
以下のように、未経験、初級者、現役、隣接領域といった感じで幅広いバックボーン、メンバーが執筆する予定となっております。
- データサイエンティストを目指しているメンバー
- データサイエンティストになりたてのメンバー
- データサイエンティストとして現役で活躍するメンバー
- 学生としてデータサイエンスを学んでいるメンバー
- エンジニアとして活動しているけど、これからデータ領域の技術も身に付けて行きたいメンバー
みんなで協力して灯を照らしながら進みましょう!
このAdvent Calenarを読んで、この先どうなるか分からないデータ分析業界を明るいものだと思って貰えたり、新しい選択肢に気づいて貰えたりしてくれると嬉しいです!!
自分もどんな記事を執筆していただけるのか、非常に楽しみです♪