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diffeasyAdvent Calendar 2017

Day 13

StackDriverでのGCP監視 / GoogleCloudPlatform

Last updated at Posted at 2017-12-13

GoogleCloudPlatformの公式モニタリングツール・Stackdriverの使用方法です。

image.png

Stackdriverとは?

・GoogleCloudPlatform公式のモニタリングツール
・GoogleCloudPlatform と AWS をモニタリングが可能
・Google プロダクトなどとのネイティブな統合
 - BigQuery、Cloud Storageなど
・強力なモニタリング、ロギング、診断機能
 アラート、ログ管理、レポート、トレース機能
・画面は、英語のみ
image.png

少なくともGCPサービスとの親和性は高そうです。

プロジェクト設定方法

GCPの左上のメニューより、STACKDRIVERのモニタリングを選択。
image.png

StackDriverの画面にリダイレクトされます。Googleアカウントを選択してログイン。
image.png

対象のプロジェクトを選択して、利用がスタートします。

特にComputeEngine側での設定は不要です。さすがGoogle公式。

監視設定

簡単に設定できる2つの監視設定について、手順を記載します。

CPU監視・通知

今回は、CPUのしきい値チェックをして、80%超えで通知を出します。
メニュー → Alerting → Create a Policy
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以下4つを設定します。
1.Conditions … しきい値の設定。
2.Notifications … しきい値チェック時の通知方法。
3.Documentation … 通知の際の付与メッセージを設定
4.Name this policy … 本設定の名前。

1.Conditions 

Threshold(しきい値)の設定をします。
image.png

GatewayというGCEに対して、CPUが80%以上が5分継続したら、という設定です。
image.png

2.Notifications 

通知方法です。無料プランのため、メール一択ですね。Premiumでは、Slack直接行けそうです。
image.png

3.Documentation

通知メール本文に記載する文章です。Markdown形式で記述できるようです。
image.png

1〜4設定まとめ

image.png
image.png

UptimeCheck(URLチェック)監視・通知

メニュー → UptimeCheck
右上のAdd Uptime Checkから追加します。
image.png

以下設定でhealthcheck.htmlを5分おきに叩いてくれて、応答のあり/なしをチェックしてくれます。
Mackerelでは有償プランのみ設定可能であり、便利!
image.png

以下は管理画面です。海外6拠点からチェックしているようです。
image.png

Email監視の設定をするため、UptimeCheckに対して、Alertingからemail設定をします。
先ほどのCPUのしきい値設定から、1.Conditionsの手順が一部異なるだけです。
メニュー → Alerting → Create a Policy → 1.Conditions
UptimeCheckを選択
image.png

TargetをURLにして、先ほどのUptimeCheckを選択します。
image.png

2.〜4.はCPUしきい値設定と同様です。

++
以上で設定はおしまいです!

料金体系

参考までに。2017/12/13現在です。
https://cloud.google.com/stackdriver/pricing?hl=ja
image.png

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