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AWSに関わる単語を整理する

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この記事の趣旨

AWSを初めて学ぶ際、大量の耳慣れない単語に辟易することは必至。インフラの具体的な構築手順などは慣れていくしかないとして、概念的なものはできるだけ整理しておきたいところ。そこで、自分の理解度を確認・向上させるため学んだ単語を使って主要なサービスを正しく説明してみたい。項目を分けてもよい。

問題 次の単語を全て用いてAWSを説明せよ。

AWS, VPC, RDS, アベイラビリティゾーン, ドメイン, オブジェクト, インターネットゲートウェイ, EC2, セキュリティグループ, ELB, IAM, サブネット, ルートテーブル, Route53, インスタンス, バケット, S3, クラウドコンピューティングサービス, リージョン, SSH, AMI,

解答例

総論

AWSとは、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスであり、そのシェア率はGCP、Azureを抑えて世界最大である。主要なサービスにVPC、EC2、RDS、S3、Route53などがある。AWSアカウント作成時には、すべての権限を有するルートユーザーが作成されるが、意図しない操作による事故を防ぐため、普段は作業用のIAMユーザーを使用することが推奨される。

VPC

VPCとは仮想ネットワークを構築するサービスである。VPCは単一のリージョンのもとにしか作成できないが、アベイラビリティゾーンを跨いで作成することはできる。
サブネットを作成してネットワークを分割することで、通信の範囲などを細かく設定することができる。VPCにインターネットゲートウェイを設置することでインターネットとの接続が可能になり、各サブネットにルートテーブルを設定することで通信を振り分けることができる。

EC2

EC2は仮想サーバーを構築するサービスである。必要な情報がまとめられたテンプレートであるAMIからインスタンスを作成していく。ファイアウォールの役割を担うセキュリティグループを設定することで、通してよい通信と通してはいけない通信を設定できる。サーバーにインストールしたソフトウェア(Apacheなど)を操作する際には、SSHで接続することになる。サーバーにアクセスが集中し過ぎてしまうようであれば、ELBを用いて負荷分散させるとよい。

RDS

RDSはマネージドな、つまり運用・管理の大半をAWSが代わりにやってくれる、リレーショナルデータベースサービスである。インスタンスとしてVPC上に設置していくという点でEC2と類似する。RDSを使わずにEC2を設置してDBのソフトウェアをインストールする方法もあるため、比較が必要。

S3

S3はクラウドストレージサービスであり、保存場所であるバケットにオブジェクトとしてデータが格納される。

Route53

Route53はAWSが提供するDNSサービス、つまりドメイン名をIPアドレスに変換するサービスである。

終わりに

頭に浮かんだ用語を雑に羅列して問題設定するだけでも「こんな理解であってるんだっけ」とか「これを説明するにはあれが必要だな」となって整理できるので、なかなか良い方法だと思う。誤りがあれば指摘していただきたい。

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