はじめに
実務で使う機会は少ないと思いますが、CISCOの機器でIOSを誤って消してしまった場合の復旧手順について、備忘録として記載します。
前提
・復旧用のIOSファイルがPCに用意してあること
・PCとCISCO機がコンソールケーブルで接続されていること
・teratarmを使った手順になりますので、teratarmがPCにインストールされていること
手順
①CISCO機側の設定
CISCO機側で以下のコマンドを入力します
xmodem "対象のIOS".bin
例)rommon 1 >xmodem c3620-i-mz.122-16.bin
※IOSが入っていない状態ではプロンプトが「rommon」になります
コマンドを入力すると作業を続行するか確認されますので「y」を入力しエンターを押下します。
②TeraTarm側の設定
TeraTarmを起動し、新しい接続で「シリアル」を選択し「OK」を押下します
メニューの「ファイル」→「転送」→「XMODEM」→「送信」を選択し
対象のIOSファイルを選択し「開く」を押せば転送が開始されます
IOSの転送が完了するとCISCO機の再起動が始まります。
再起動時に「would you like to enter the initial configuration dialog?yes/no」と聞かれますので「n」を入力しエンターを押します。
しばらくログが流れますので、ログが止まったらエンターを押下します。
プロンプトが「Router」となったら「show version」 コマンドを入力し、System image file が転送したファイルと 同じであることを確認してください。
まとめ
上記の手順は使わずに済むのが一番ですが、本手順が誰かの助けになれば幸いです。
ルーターとスイッチでは復旧手順が異なりますので、スイッチのIOS復旧の際は以下のサイトも参照ください。