この記事はtomowarkar ひとりAdvent Calendar 2019の2日目の記事です。
今日は最近ようやく手を出したエイリアスについて書いていきます。
どうでもいい話ですが、よくalias
をalies
とtypoしてしまうのを治したいです。
エイリアスとは
エイリアスとは、偽名、別名、通称などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ファイルなどの実体を別の名前で参照するためのシンボルといった意味で使われることが多い。エイリアスとは - IT用語辞典 e-Words
ということでよく使うコマンドや、いつまでたっても覚えられないコマンドを、自分好みの別名をつけることができます。
今回は僕が定義しているエイリアスの一部を載せていきたいと思います。
エイリアスの設定場所
.bashrc
というbashを起動したときに読み込まれるファイルにエイリアスを定義していきます。
vi ~/.bashrc
Git関連
まず最初にGit関連のショートカットを定義していきます。
この辺りはよく使うので一度エイリアスを定義して覚えてしまうと作業が捗ります。
# .bashrc
alias gco='git checokut'
alias gcb='git checokut -b'
alias glo='git log'
alias gad='git add'
alias gcm='git commit -m'
ショートカット
dt
(デスクトップに移動)や..
(一つ前のディレクトリに移動)は本当によく使います。
またVSCodeのコマンドとしてcode
コマンドがあり、code {path}
という形で該当パスの新しいウィンドゥを開くことができます。
なのでよく使うワークスペースを登録しておくととても楽になります。
VSCodeのショートカットは以下記事が参考になりました。
https://qiita.com/naru0504/items/c2ed8869ffbf7682cf5c
# .bashrc
alias dt='cd ~/Desktop'
alias ..='cd ..'
alias vbr='vi ~/.bashrc'
alias sbr='source ~/.bashrc'
alias vbp='vi ~/.bash_profile'
alias sbp='source ~/.bash_profile'
alias vsc='open -a "Visual Studio Code"'
alias v='code .'
alias jn='jupyter notebook'
alias now='date +%Y%m%d%H%M'
Bash
のDateコマンドを用いた`nowは一時的なファイルを作る際に名前を考えなくていいので個人的に好きです
e.g.
$ now
201912040000 // このようにYYYYMMDDHHMM形式で出てくる
$ touch `now`.txt
$ ls
YYYYMMDDhhmm.txt
参考: Bash Date – Format Options and Examples
関数を作る
もう少し汎用性を上げるために、関数を定義していきます。
mkdir
と cd
を組み合わせた関数を作成します。
参考: シェルスクリプトで関数を利用する
# .bashrc
function mkcd(){
mkdir $1 && cd $1
}
e.g.
$ mkcd qiita // mkdir qiita && cd qiita と同意
変更を保存する
最後に定義したエイリアスを保存します。
~/.bash_profile
に~/.bashrc
を読み込ませるのがいいみたいで
~/.bash_profile
にsource ~/.bashrc
を追記し、さらにその変更をsource ~/.bash_profile
で更新しています。
$ echo "source ~/.bashrc" >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
まとめ
- エイリアスを設定すると作業効率が上がる
- よく使うコマンドはエイリスでショートカットにしよう
- Bashで関数を使ってより汎用的な定義もできた
以上明日も頑張ります!!
tomowarkar ひとりAdvent Calendar Advent Calendar 2019