CakePHP ブログチュートリアル 論理削除を実装

本章の内容

CakePHPブログチュートリアルの削除機能を論理削除にする。

物理削除と論理削除

• 物理削除 : ハードディスクなどの記憶媒体から当該行のデータを削除すること
• 物理削除 : 当該行が削除されたことをデータとして表現することで削除されたものとみなすこと （=データは記憶媒体に残ったまま）

テーブルに、論理削除フラグを示すカラムを追加して、論理削除を実装する。
(0なら未削除、1なら削除みたいに)

論理削除の嬉しいこと

• ユーザーからその存在を隠蔽したいが、データとしては残しておきたい （例えば、業務事情により当該データを使用禁止にしたいが、一時的なのですぐに元に戻せるようにしたい場合）
• 誤って削除した場合に備え、すぐにデータを復元できるようにしておきたい

調べたこと

論理削除の実装

1.SoftDeleteBehavior.php <-これを、app/Model/Behavior/下に保存。

2.テーブルに、論理削除フラグ用のカラムを追加

削除フラグ

カラム名 : deleted
型 : tinyint(3)
デフォルト値 : 0

削除日

カラム名 : deleted_date
型 : datetime

3.論理削除を行うモデルに以下を追加

public $actsAs = ['SoftDelete'];

4.AppModel.phpに以下を追加。delete関数をsoftdeleteに再定義？

public function exists($id = null) {
    if ($this->Behaviors->loaded('SoftDelete')) {
    return $this->existsAndNotDeleted($id);
    } else {
    return parent::exists($id);
    }
}

public function delete($id = null, $cascade = true) {
    $result = parent::delete($id, $cascade);
    if ($result === false && $this->Behaviors->enabled('SoftDelete')) {
        return (bool)$this->field('deleted', array('deleted' => 1));
    }
    return $result;
}