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micro:bit 用クラッピーアダプタ

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#クラッピーチャレンジ Advent Calendar 2018 23日目の記事です。

こんばんは。普段は神奈川の中央付近でハードウエアエンジニアをやっているMasawo Yamazaki(tomorrow56)です。

今年の初めの電子デバイスGGJで「micro:bit 用クラッピーアダプタ」を作ったのですが、よく考えたらほとんど内容を説明していなかったので、今年のまとめとして書いておきます。

作ったもの

クラッピーにmicro:bitが挿せるアダプターです。まずは完成した状態から。
clappy_bit.jpg

スピーカーと振動モータを内蔵しています。
また、手の部分に磁気リードスイッチを内蔵し、パチパチするのを検出する事が出来ます。

胴体部分の改造

micro:bit装着用ソケット

秋月電子の「マイクロビット用コネクターブレイクアウトボードキット (http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-13090/) 」を使用しました。
クラッピー(トールくん)のレバーを有効にするために配線に必要な端子部分以外をカットしました。
socket_s.jpg

スピーカー

手持ちの薄型スピーカーを装着しました。micro:bitのGPIOでは駆動しきれないので、ドライブ用のトランジスタ回路をつけています。
Speaker.jpg

振動モーター

コパル製の円盤形ブラシレス振動モータ「LBV10B-0009 (http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06787/) 」を使用しました。
こちらもmicro:bitのGPIOでは駆動しきれないので、ドライブ用のトランジスタ回路をつけています。
vive.jpg

電池ケース

電池はボタン電池(CR2032)を2個使いました。電池ケースは秋月電子の「CR2032x2個用スイッチ付PHコネクタ付電池ケース(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-12666/) 」です。オリジナルは直列接続(6V)なので並列接続(3V)になるように改造しています。
battery.jpg

部品の固定

これらの部品をレバーに当たらないように胴体部分の内側にホットボンドで固定しました。電池ボックスは電池交換しやすい様に底面の外側に両面テープで固定しています。
body.jpg

手の部分の改造

パチパチを検出するために左手側に磁気リードスイッチを入れました。また光らせる為に砲弾型のフルカラーLED(Neopixel互換)を内蔵しています。
LeftHand.jpg

右手側にはネオジウム磁石を装着して両手がくっついたら磁気リードスイッチがONする様にしました。もちろんこちらにも砲弾型のフルカラーLED(Neopixel互換)を内蔵しています。
RightHand.jpg

動作確認用コード

以下が動作確認用に作成した簡単なコードです。Aボタンを押すとメロディ鳴ります。Bボタンを押すと胴体部分がブルっと振動します。
手が閉じている時は内蔵のLEDが青になり、micro:bitのLEDがスマイルになります。
手が開くと内蔵のLEDが赤になり、micro:bitのLEDがハートになります。

code.JPG

もともとクラッピーに入力(パチパチ)と出力(振動・音)を追加してゲームコントローラっぽくしたかったので、まずはこれを使って次は何かゲームを作れるといいな...

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