Swiftの返り値ありの関数で処理が1行だけならreturnは要らないらしい

はじめに

最近Swiftを始めたが、関数の返り値で納得がいかないところが有ったので
少し検証してみました。
間違っていたら教えてください。

疑問に思ったこと

前提として
Swiftの入門で関数の返り値がありの時はreturnを書かないとエラーが出ると教わった

しかし、swiftUIのチュートリアル中に下記の記載が有った。

func makeUIView(context: Context) -> MKMapView {
    MKMapView(frame: .zero)
}

あれ？　おかしいな。返り値が指定されているのにreturnで返してないぞ？

私の思う正しい記載方法はこちらです

func makeUIView(context: Context) -> MKMapView {
    return MKMapView(frame: .zero)
}

最初に思ったこと

ハハーン、これはRubyでやったことあるぞ！
最後の処理の結果を返すやつだな！

ということで検証してみた

1. 関数内に処理なし

func test(str: String) -> String {

}

var str = test(str: "test")
print(str)

結果：エラーが出力された

Missing return in a function expected to return 'String'

2. 関数内に1行だけ処理を書いてみる

func test(str: String) -> String {
    str + "です。"
}

var str = test(str: "test")
print(str)

結果：処理の結果を取得した。

testです。

3. 関数内に２行分処理を書いてみる

func test(str: String) -> String {
    let ret: String
    str + "です。"
}

var str = test(str: "test")
print(str)

結果：エラーが出力された

Missing return in a function expected to return 'String'; did you mean to return the last expression?

4. 関数の最後に値を返したい変数のみ書いてみる

func test(str: String) -> String {
    let ret = str + "です。"
    ret
}

var str = test(str: "test")
print(str)

結果：エラーが出力された

Missing return in a function expected to return 'String'; did you mean to return the last expression?

検証結果から推測

1. 処理が1行しかない場合は処理結果を返してくれる。
2. 処理が2行以上ならreturnを付けないとエラーが出る。
3. rubyとは違い、処理の最後を返してくれるわけではない。

最後に

まだ公式リファレンスにも目を通していないにわかswift使いなんで
先輩方はxxx見たら一発でわかるだろボケ!
と罵ってください。