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[GAS]Googleフォームの初期値を入れたURLを生成する方法

Last updated at Posted at 2023-02-23

はじめに

Googleフォームで回答に初期値を入れたい場合、
「事前入力したURLを取得」というのでURLを取得できます。

が、フォームを作るたびに手作業でURLを生成するのが苦痛だったので、
GASでURLを生成するコードを作成しました。

TL;DR

GoogleFormsのパラメータ付きURLを取得する

function getLink() {
  const form = FormApp.openById(FORM_ID);
  const items = form.getItems();
  const item = items.find(item => { 
    return item.getTitle() == '質問のタイトル';
  });

  const formResponse = form.createResponse();
  // asTextItem()は質問種別によって変える
  const itemResponse = item.asTextItem().createResponse('回答の初期値');
  formResponse.withItemResponse(itemResponse);
  return formResponse.toPrefilledUrl();
}

背景

Googleフォームで回答に初期値を入れる場合、以下のようなパラメータ付きURLで実現できます。

https://docs.google.com/forms/d/e/[FORM_ID]/viewform?usp=pp_url&entry.1265416375=回答の初期値

URLにアクセスするとこのように、回答欄に初期値が埋まります
質問種別

このURLは画面から生成できます。

パターンとしては
entry.[質問ID]=回答の初期値
なので、理屈としては質問ID部分の数字が分かれば良いわけです。

ただし、この数字はフォームを作るたびに変わるので、
一般的には、画面からURLを生成するか、htmlからidを探すか、2択のようです。

1回フォームを作って終わりなら特に問題ないのですが、
諸事情で、多くのGoogleフォームを管理する必要がありました。

(気持ち的に)無理だったので、別の方法を探した所、
GASで同じことが実現できそうだったので作ることにしました。

GASのコード

function getLink() {
  // フォームの設定を取得
  const form = FormApp.openById(FORM_ID);
  const items = form.getItems();
  // 初期値を入れたい質問を選択
  const item = items.find(item => { 
    return item.getTitle() == '質問のタイトル';
  });

  // フォームの回答を生成
  const formResponse = form.createResponse();
  // 記述式の質問項目に対する回答
  const itemResponse = item.asTextItem().createResponse('回答の初期値');
  formResponse.withItemResponse(itemResponse);
  return formResponse.toPrefilledUrl();
}

初めてGoogleフォームのスクリプトを書いたので、ややこしかったのですが、
Googleフォームで、アンケートの設定と回答が分かれているのと同様に
オブジェクトも設定(Form,Item)と回答(FormResponse, ItemResponse)で別のクラスになっているようです。

詳しく知りたい方はドキュメントを読んでみてください。

注意点

↓質問の種別に応じて、asTextItem()の部分は変更してください。
質問種別

試してないですが、getType()で判別できるそうです。

終わり

同じ悩みを抱えている方のお役に立てれば幸いです

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