##はじめに
必要に駆られて ありもので作ったスマホ充電器つけっぱなしでもリチウムイオン電池を長持ちさせる充電システムについて
秋葉原ロボット部でプレゼンした際に、「これイイね、作って売ったら~」って言われてその気になって、製品化に向けて基板やソフトを設計してみました
その後の製造、頒布についてのお話です
##基板がやってくるまで
基板はelecrowに注文して2日目にメールで溝切(milling)指定が0.3mmでは細すぎるので0.8mmにしてと言われて、急いで更新データーを送りました。
またレジストかかった片面パッドを見つけて、マスクとかスルーホール要らないのかと細かいチェックもしてくれました。
これは予備のパッドでICの近くにあり、引き半田の邪魔になるのでレジストかけたままでOKなのでした
##USBプラグコネクターが到着したので、ユニバーサル基板で回路を組んで、実際の収納を確認
イヤホンケーブルとUSBケーブルの両方をケースの後部から取り出せなかったので、横腹に穴を開けてイヤホンケーブルを引き込むようにしました
ケースに2㎜穴を開けてLEDランプ表示が見えるようにします
ケースとコネクタが固定されていないので、固定方法が要検討です
##動作確認で問題発生
スマホからの音でタイマー起動され、スマホにUSB給電された瞬間にマイコンがリセットされてしまう現象が発生しました。今までのプログラム開発環境ではLED点灯させていただけなので、発生しなかった問題です。
オシロスコープで電源電圧を観測してみるとスマホにUSB給電された瞬間に2A流れて電圧が2V降下している事がわかりました。
マイコンへの電源電圧に影響を与えないように電源からダイオードを経由して、パスコンの容量を1uFに増やして対応しました
基板発注後の回路変更となりましたが、配線パッチの手間はスルーホールカットとダイオード追加だけなので、なんとかなりそうです。
しばらく運用して動作を確認しました
##ケーブルやコネクタケースの加工
在庫にあったUSBケーブルを切って、
配線を引出し半田メッキして、USB電源供給コネクタとします
ステレオミニプラグケーブルも到着したので、半分に切ってケーブルを引き出し半田メッキしておきます
##基板がやってきたので試作
基板修正データー再送から5日で発送通知メール、OCS発送4日で到着しました。
##はんだづけしてケースに収めてみる
ダイオード追加パッチも手間かけずに実装できました
##コミケまで残すところ一週間
Xmasなぞどこ吹く風 怒涛の手作業製造が始まりました~
##コミケで頒布します
晦日12月31日 コミケでスマホ充電タイマー頒布します~
出店場所は 東テ34A 東5,6
ジャンル 同人ソフト
ブース名 秋葉原ロボット部
##通販でも頒布します
ちっちぃものくらぶショップとPAYPAYフリマ
メルカリショップで先行販売します~
PAYPAYフリマは12月26日の23:59まで初回五割引きやってます
メルカリショップは12月26日の23:59まで三割引きやってます!