はじめに
- 以下の書籍を読んだ感想などをまとめていきます。第1章〜第17章まであり、1章ごとに記事にしていきたいと思います。
読むきっかけ
- ITエンジニアのみなさんとおすすめの本を選ぶイベント「ITエンジニア本大賞2023」の「技術書部門大賞」に選ばれたことで読んでみようと思いました。
感想 (第1章 悪しき構造の弊害を知覚する)
とにかく読みやすい、分かりやすい本でした!!
「悪いコード」を悪魔と例え、それを知覚することで退治できるような対応(設計技術)を学んでいくスタイル。「悪いコード」を知覚する為には、「良いコード」を理解した上でギャップ(違和感)を感じることが出来れば知覚に繋がる。
[ 学んだこと ]
- 実際に書かれた「悪いコード」を元に、何が悪しき構造になり弊害を生んでいくのかが書かれているので、とても分かりやすく学びになりました。悪しき命名(技術駆動命名、連番命名)は何の変数なのか何のメソッドなのか直感的に分かりづらくなることでコードを理解するのに時間がかかる弊害が生まれちゃう。
他にも条件分岐のネスト(入れ子構造)をし過ぎるとブロック内の見通しが悪くなるし、変数のスコープが複雑になり追いづらくなる。低凝集な構造(処理など共通化されいない、データ構成もバラバラの状態)は修正漏れにも繋がったり重複コードを生み出したりメンテしづらくなる。
シンプルに「なるほどな!」と腹落ち。第1章で書かれているような悪いコードは書いたことないが、悪いコードを読むことによって自分の中で知見が深くなり知覚ができるようになると感じました。
次回