仕事ができるようになりたい・・・!!
(訳:せっかくワンコールで勝ち取った電話、余裕に、
そしてスムーズに対応して仕事が出来るところを見せたい~!!)
金融業界でお仕事をしています、tomonaといいます。
高校野球と乃木坂46をこよなく愛する社会人です。
早速ですが
みなさんは職場で電話ってよく出ますか?
- 知らないこと聞かれたら嫌・・。
- 上手く内線繋げなくてあたふたしたくない・・。
- いえ、私が何でも答えます!!
色々あると思いますが、私は電話対応が好きです。
知らないことを勉強できるので積極的に電話を取るようにしています。
今日は、電話業務の際に使えるであろうLINE Botを作成したので、
みなさんに披露したいと思います。
完成したもの
🤔{『担当誰だっけ』??
— tomona (@tomona_co) November 5, 2023
📱{ わたしに任せてっ! #LINE #protoout #初心者 #Make
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ pic.twitter.com/ni82twz4JJ
利用のイメージ
- 業務名を入れると、担当者と内線番号を表示
- 担当者名を入れると、当日の勤務スケジュールを表示
おすすめポイント
電話を繋ごうと思ったら「あれっ、担当者が席にいない!!」
そんなとき、
当日の勤務スケジュールも分かると、よりスムーズに対応可能!
担当者名を入力すると当日の勤務スケジュールを教えてくれます。
利用した技術・素材
- LINEmessagingAPI
- Make (旧:intergtomat)
- Google スプレッドシート
Makeの構成
Google スプレッドシート(1つ目)
Google スプレッドシート(2つ目)
条件①
LINEのトーク画面で入力したデータが
以下の条件に当てはまった場合、「返答メッセージ①」を返却するように設定します。
指定した条件
- テキストメッセージであること(絵文字や画像でないことを指します。)
かつ - Googleスプレッドシート(1つ目)のA列に該当データがあること
条件②
LINEのトーク画面で入力したデータが
「条件①」に当てはまらなかった場合の条件を設定します。
条件は、YES(TURE)/ NO(FALSE) それぞれ設定する必要があります。
Excel関数などを利用する方はイメージしやすいと思います。
指定した条件
- テキストメッセージでないこと(絵文字や画像などを指します。)
あるいは - Googleスプレッドシート(1つ目)のA列に該当データがないこと
返答メッセージ①
LINEのトーク画面で入力したデータが
「条件①」に当てはまった場合の「返答メッセージ①」を設定します。
ここでは、担当者名と内線番号を表示するように設定しました。
条件③
LINEのトーク画面で入力したデータが
「条件②」に当てはまった場合(「条件②」の方に進んだ場合)の
次の分岐条件(「条件③」)を設定します。
「条件③」に該当すると「返却メッセージ②」を返却します。
指定した条件
- テキストメッセージであること(絵文字や画像でないことを指します。)
かつ - Googleスプレッドシート(2つ目)のA列に該当データがあること
条件④
LINEのトーク画面で入力したデータが、
「条件③」に当てはまらなかった場合の条件(「条件④」)を設定します。
「条件④」に該当すると「返却メッセージ③」を返却します。
指定した条件
- テキストメッセージでないこと(絵文字や画像などを指します。)
あるいは - Googleスプレッドシート(2つ目)のA列に該当データがないこと
返答メッセージ②
LINEのトーク画面で入力したデータが
「条件③」に該当した場合の「返答メッセージ②」を設定します。
ここでは担当者の当日の勤務スケジュールが表示されるように設定しました。
補足
「返答メッセージ②」に該当する条件は以下の通りです。
- テキストメッセージである
- Googleスプレッドシート(1つ目)のA列に該当データがない
- Googleスプレッドシート(2つ目)のA列に該当データがある
返答メッセージ③
LINEのトーク画面で入力したデータが
「条件④」に該当した場合の「返答メッセージ③」を設定します。
補足
「返答メッセージ③」に該当する条件は以下の通りです。
- テキストメッセージでない
あるいは - Googleスプレッドシート(1つ目)と(2つ目)のいずれもA列に該当データがない
ここでは、いずれの条件にも該当しなかったことを知らせるメッセージを設定しました。
これで全ての設定が完了します。
分岐条件の作成のコツ
条件が増えると、頭の中が混乱しますよね。
私は、業務上Excel関数を使った数字分析することがあるのですが、
今回の条件分岐の作成は、Excel関数をイメージしながら作成しました。
Excel関数ができる方は、
その中でもIf関数をイメージすると作成しやすいと思います。
参考資料(YouTube動画)
プログラミング未経験者歓迎! Makeで作るノーコードLINE Bot入門
- 設定方法から丁寧に説明してくれている分かりやすい動画です。
-
YouTube動画のため必要な部分だけ見るという使い方もおすすめです。
(上記リンクは途中から再生するように設定しています。)
作成した経緯
私が会社で所属している部署は、
「本部→部→グループ」という階層になっているのですが、
「本部」単位で同じ電話番号を使っているので、電話がよく鳴ります。
(こんな感じ↓)
会社の組織図(略)
しかし、そのほとんどが人事部宛ての電話。
電話を繋ぐことの方が圧倒的に多いのですが、
人事部でも担当者がそれぞれいるので、
内容によって適切に担当者に電話を繋ぐ必要があります。
とはいえ、、「担当誰だっけ?」となることも多々。
あれっ?となりがちな業務担当者をすぐに教えてくれる
便利なツールがあればよいなと思って作成しました。
LINE Botの名前は「手が届くちゃん」
そしてちゃんと命名しました
痒い所に手が届いてほしい気持ちと
読んでいる方にこれなら作れそうと思ってもらえればと思います。
改良版を作りたいっ!!(11/12追記)
今回は担当者の当日のスケジュールを返却してもらう設定をしました。
そのため、休暇の場合は休暇と返答してくれます。(設定通り)
とはいえ電話の相手からしたら、"明日は出勤なのか"と気になるはず・・!
休暇の場合は、
翌日のスケジュールを返却する設定もできれば、より利便性が向上します。
設定した「Google スプレッドシート」の返却内容によって、
その先の分岐設定が可能か、調べてみて改良版を作成したいと思います。
完成したらまたご報告しますね~!
情報をフル活用すべし!
インターネット上には、想像より多くの情報が"落ちて"いて
自分のやりたいことや、行き詰っていることを、
検索エンジンにそのまま入力するだけで
たくさんのヒントを得ることができました。
様々な情報を収集して、それぞれを上手く組み合わせることで、
プロでなくても、お金を払わなくても、作れることがわかったことや
作成したLINE Botを、「いま私こんなもの作ったんだ~」と
周りの人に見せて、「えっすごいね、こんなの作れるんだ!?」
なんて反応もらって、少しだけ誇らしい気持ちにもなりました。
そして、
これができたなら、もしかしたらこんなこともできるかもしれない!
と思えたことは、とても大きな一歩のような気もします。
新しいことを知ることってとても楽しいですよね。
これからもたくさん勉強して、
世の中を便利にするモノが作れるようになりたいです。
文章や説明など、分かりにくい部分があったら是非コメントにてお知らせください!
ここまで読んでいただきありがとうございました。