このところAtomを使っていたのですが、やはり起動がおそい。
1000行くらいのファイルだと応答がなくなってしまう事も多々。
さらには、閉じるたびに[応答がありません]とか言われてほとほと困っていたのでVSCodeに乗り換えてみました。
Windowsのお話です。
インストール
公式サイトでOSにあったバイナリをインストール
あとは実行するだけ
基本的にはそのまま[Next]で、僕はコンテキストメニューに[Codeで開く]を追加しました
Win+Q
で開く場合
Wind8になってからなんでもWin+Q
で開くようになった僕のような方は、
vscode
では出てこないし visual
ではVisualStudioが一番上に来てイライラしたかと思いますが、code
で出てきますので安心してください
セットアップ
左に表示されるメニューのショートカット
まずはこれが欲しくなるかと
操作 | ショートカット |
---|---|
コマンドパレット |
Ctrl-Shift-p (Atomと一緒!) |
サイドバー(エクスプローラだとツリーが表示されている部分)の切り替え | Ctrl-b |
サイドバー(エクスプローラ) | Ctrl-Shift-e |
サイドバー(検索) | Ctrl-Shift-f |
サイドバー(Git) | Ctrl-Shift-g |
サイドバー(デバッグ) | Ctrl-Shift-d |
サイドバー(Extension) | Ctrl-Shift-x |
他のいろいろはオフィシャル見るなり、他の方の記事読むなりということで。
だいたいCtrl-Shift-p
で選択して、使用頻度が高かったら併記してあるショートカット覚える方針ですかね。
あと、コマンドパレットがAtom一と緒なのは結構ありがたいです。
ちなみにですが、マルチカーソルを今のカーソルの下に出そうと、Ctrl+Alt+↓
とか押すと画面が回転するので気を付けてください。
正しくはCtrl+Shift+Alt+↓
です。(これで動く理由は分かりません)
移行したパッケージ
- EditorConfig for VS Code
- vscode-icons(インストール後の有効化時に管理者権限でVSCodeを起動する必要あり?)
- ESLint
いらなくなったAtomパッケージ(標準で入っているっぽい)
- Emmet
- git-plus
- Pigments
- terminal-plus
- atom-beautify
ちょっと困りごと
- 日本語よわめ?
文字が入力中なのか確定されているのかが分かりづらいです
入力中の文字がたまに2重に表示されたりなんかもしますね - ファイルのエンコーディングが自動で判別されない
なにがなんでもデフォルトエンコーディングで開こうとするので、ここから毎度[Change File Encoding]とやるのは面倒です
まぁきっとこの辺はそのうち解消されるのでしょう。
拡張機能
よく書かれているようにまだまだ少ないです。
そして公開されている拡張機能用APIも少ないです。
一応コマンドとかも呼べるには呼べるのですが、かゆいところには手が届かない印象です。
上記のファイルエンコーディング判定を、Atomのauto-encodingをマネして作ろうと思ったのですが
エンコーディングの設定APIがなくて困り果てました。
workbench.action.editor.changeEncoding
とかいうコマンド呼んでみても、ミニパレット的なものが開いてしまってこれじゃない感。
この辺もプロジェクトが盛り上がって来れば拡充されていくのでしょう。
所感
いろいろ困りごとはあれど、Atomより軽くてまずはよい感じです。そしてAtomに似ているので移行は割とスムーズだと思います。
コードハイライトで応答がなくなる、なんて事態にも遭遇しなくなりました。
VisualStudioを名乗っているだけあって、普段IDEのVisualStudioを使っている人は結構すぐ使えるようになりそうです。
移行でなくともメインとなるエディタをお探しの方、VSCodeいかがでしょうか?