結論
リレー攻撃を防ぐために電波を遮断するきんちゃく袋を作ってもらった。
自動車盗難とリレー攻撃
先日、というかかなり以前に自動車窃盗団が、自動車から鍵が近辺にあるかどうかの電波をリレー(増幅)することで、不正に解除し盗難するというテレビのニュースを見た。
図式にするとこんな感じ。
大抵の人は自動車の鍵は玄関に置いてあるだろう(テレビドラマでもそうだし)。
家の庭に自動車が置いてあれば、不正行為者はそこから玄関まで電波を中継/リレーするということになる。
この不正行為は、電波を中継しているだけだからデジタル暗号技術/公開鍵認証技術も無力だろう。
自動車盗難とリレー攻撃の対策
対策となるのは、帰宅した際には、鍵は家の真ん中(中継した電波が届かないような)に置くとか、スノーデン氏がスマートフォンを冷蔵庫に保管したように、自動車鍵を冷蔵庫に保管するのもよいだろう。
電磁波シールドの布
たまたま、私のタイムラインに流れてきた電磁波シールドの布。
どうも、布としての材料の販売だけでなく、ポシェットとかバックとかにして販売もしているらしい。
先日、購入した。
そして、きんちゃく袋にしてもらった。
(外側の布の柄はスルーしてくれ)
このきんちゃく袋の内側の布に電磁波シールドの布を使っている。
この際、私が所有している自動車は、布を二重にしなければ、遮蔽できなかったので二重にした。
そうすると、帰宅している間は、このきんちゃく袋に入れておけば、この電磁波シールドによって不正中継された電波を遮断してくれる。
特殊部隊は言い過ぎかもしれない...
CANインベーダー(デバガを使ったハック)
2021/11/05 鍵はかけていたのに… なぜ盗まれた?
こちらはデバグ用端子に、デバガを接続されて、自動車のコンピュータシステムを乗っ取る方法のようだ。
CAN内部の機器IDは、車種によって異なるので、同一車種が狙われやすい。
ゲームボーイ(2024~)
こちらは自動車から送信される電波に基づいてスペアキーを生成する。
→ 自動車から送信される電波からスペアキーが作れる仕様自体が問題だと思う。
リンク
- 2021/09/13 車両をサイバー攻撃から守るため2022年から車両診断機能に制限。セキュリティ保護された診断機能を実行可能にする「セキュア ダイアグノシス アクセス (SDA)」をボッシュが9月13日に発売開始
- 2021/09/14 高級車盗、新たな手口にご用心 車載システムに不正アクセス―愛知など
- 2021/12/06 AirTagが車泥棒に悪用される事件増加、高級車に付けて自宅まで追跡