Google SpreadsheetでAWS SNSから通知をうけとり、データを更新する方法

元となっているアイデアは下記の記事です。
この記事を読んで、AWS SNSから通知をうけとりGoogle Spreadsheetを更新した際に気が付いたことをまとめます。

Google Spreadsheet を簡易 Webサーバーとして動かして、手軽にWebHookを受け取る方法 by @kunichiko

AWS SNSに接続する

SNSにWeb Hookを追加する場合、確認イベントに応答する必要があります。
requestObjが取れている状態であれば、下記のように簡単に対応できます。

if(requestObj.Type === "SubscriptionConfirmation"){
    subscribeSNS(requestObj.SubscribeURL);
}

function subscribeSNS(confirmURL){
  var options = {
    "method" : "get"
  };
  var result = UrlFetchApp.fetch(confirmURL, options);
  return JSON.stringify(result);
}

ドキュメントの更新

sheet.getLastRow();
sheet.getLastColumn();
sheet.getRange(row,col).getValue();
sheet.getRange(row,col).setValue(value);

これ以上必要な情報はありますか:-p

追記
あった。。。
getRange遅いので、できる限り大きい単位で読み書きした方が良いです。

sheet.getRange(row,col,rowCount,colCount).getValues();
sheet.getRange(row,col,rowCount,colCount).setValues(value);

その他注意点

型について

シートに文字列で数字を設定しても、取得すると数値型になっていたりします。
===を用いた比較が失敗したりするのでご注意ください。

ロックの取得

追記以外の編集を行う場合には、排他処理のためにロックを取得する必要があります。waitLockを使えばロック取得に失敗するとエラーとなるので、SNSのようにリトライしてくれるWebhookであれば簡単に対応できます。

function doPost(e) {
   var lock = LockService.getDocumentLock();
  lock.waitLock(5000);
  try{
    doPostImpl(e);
  }
  finally{
    lock.releaseLock();
  }
}

function doPostImpl(e) {

}