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Sambaの設定は何処まで簡略化出来るか

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始めに

「Ubuntu Samba」などで検索をかけるといくらでも参考になりそうなサイトが出てくる。
しかし、smb.confに記述する内容が記事によってまちまちなので最低限必要な項目は何か検証する。

環境・前提

Ubuntu Server 22.04.4 LTS
事前に、hogeユーザーにsmbpasswdでパスワードを設定しておく。
/home/hoge/shareを共有ディレクトリとする。
/home/hoge/share/hogeと適当なディレクトリを作っておく。
/home/hoge/share/hoge.txtと適当なファイルを配置しておく。

実験

最低限、共有フォルダのパスのみだとどうなるか試してみる。

[share]
path = /home/hoge/share

Windowsから確認した所、ファイルやディレクトリは閲覧できるが書き込みはできない。また、ユーザー名・パスワードを省略できない。

このことから、

・デフォルトでread onlyYesになっている
・デフォルトでbrowsableYesになっている
・デフォルトでwritableNoになっている
・デフォルトでguest okNoになっている

事がわかる。

つまるところ、自分が利用する環境だとwritableYesにしてやるだけで良いことになる。すげー簡潔。

結論

個人利用かつNAS的な運用をする場合のSambaの使い方は以下の通り。

なお、この設定を推奨するわけではなくあくまで自分のようなズボラな使い方をする人向け。設定を詰めたい人はこういう記事を見ながら各々詰めること。

1 Sambaのインストール

$ sudo apt install samba

1.5 共有フォルダ作成・権限の編集

各自適切に。

1.5.5 ufwの設定

ufwを利用している場合は445番のポートを開けておく。

$ sudo ufw allow 445 

2 smb.confの編集

$ sudo nano /etc/samba/smb.conf
[share]
path = /home/hoge/share
writable = Yes

パスは好きな場所に。

3 smbpasswdを設定

$ sudo smbpasswd -a hoge
    New SMB password:
    Retype new SMB password:

4 Sambaを再起動する

$ sudo systemctl restart smbd.service

4 ホストから接続

各クライアント毎に異なるので割愛。

一言

わー簡潔で分かりやす。

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