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wordpressでの納品方法をざっと解説。【All-in-One WP Migration】

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前提

  • 必ず「制作前」にクライアントに納品方法の確認をする。
  • ローカル環境で正常に動いていることを確認する。

クライアントに納品方法を指定された場合は、指定の方法で進めましょう。

ローンチマニュアル

納品の方法を決めるには、まず大きく二つに分岐する。

  • 完全に新規でサイトを制作する場合
  • サイトリニューアルの場合

サイトリニューアルの場合は、全体確認事項に目を通してから 具体的な流れ 4 に進んでください。

全体確認事項

共通

  • テストサーバーを準備したか

新規

  • 本番環境へのアップロードなども、全てこちらで行っても良いか確認。

リニューアル

  • 本番環境のユーザ名とパスワードをクライアントに確認
  • 万が一の場合に備えて、サーバー情報もクライアントに確認
  • 本番環境へデータベースごと移行する為、これまでの情報は全て失われることを確認(バックアップは取る)

具体的な流れ

ざっと概要

  1. ドメイン・サーバーを契約してもらい、情報をもらう。
  2. ローカル環境を構築し、開発を進める
  3. サーバーにアクセスし、指定されたドメインとサーバーを紐付け、wordpressをインストール
  4. ローカルの開発環境を、プラグインを使用しテストサーバーへ移行
  5. 本番環境にもプラグインを使用し、テスト環境をインポート
  6. 本番環境の動作確認をする。
  7. 納品

1. ドメイン・サーバーを取得してもらう

特に説明はありませんが、まず初めにドメインとサーバーの情報をクライアントに確認します。「そもそもどのレンタルサーバー使えば良いの」というクライアントがいたら、自社が使い慣れているレンタルサーバーをお勧めした方が良い。

2. ローカル環境を構築し、開発を進める

レンタルサーバー契約やドメイン取得にはそれなりの時間がかかるため、ローカルで先に開発は進めておきましょう。

3. サーバーにアクセスし、指定されたドメインとサーバーを紐付け、wordpressをインストール

ドメイン・サーバーの情報とサーバーへアクセスするための情報をクライアントに確認しましょう。ドメインのみクライアントが取得しサーバーは自社が取得する場合、レンタルサーバーの設定で他社でドメイン取得したものでもサーバーを立てれるのでその手順に従い進めましょう。

基本的に、クライアントがどのサーバーを使うかはわからないので説明はないが、サーバーにアクセスしたら、クライアントが取得したドメインとサーバーの紐付けをおこなってwordpress環境をインストールしましょう。一旦はこれで平気です。

4. ローカルの開発環境を、プラグインを使用しテストサーバーへ移行

ローカルの開発が終了したら、まずはテストサーバーに上げて検証を行う為、ローカル環境に 「All in one WP Migration」 というプラグインを入れる。有効化にしたら、エクスポートを選択しエクスポート先は「ファイル」を選択。

※ 高度なオプションやファイルアップロードサイズの超過等の解説はまた後日記事を書きます。

テストサーバーにもAll in one WP Migration を入れ、インポートを選択し、ローカル環境でダウンロードしたファイルを選択する。

完了したら、一度スーパーリロード。wordpress管理画面のログインページに切り替わるので、ローカル環境でのユーザ名とパスワードを入力。(移行に伴い、ユーザ名とパスワードも変更される為)
管理画面にアクセスしたら、テスト環境で正常に動いているかを確認する。

5. 本番環境にもプラグインを使用し、テスト環境をインポート

テストサーバーで正常に動いていることが確認できたら、いよいよ本番環境へ移行する為、再びAll in one WP Migrationでテストサーバーをエクスポート。(ローカル環境とテスト環境で差異がない場合は、ローカル環境のエクスポートファイルでも可)

本番環境でもプラグインを入れる。プラグインを入れたら、テストサーバーにインポートした時と同様の手順で進めていく。

サイトリニューアルの場合は必ずバックアップを取ること

6. 本番環境の動作確認を行う。

本番環境へ移行が完了したら、管理画面の中身が変更されているか確認しましょう。

稀に、表示が変更されない場合があるので、ここでも必ずスーパーリロードを行いテスト環境でのユーザ名とパスワードを入力しましょう。

7. 納品

動作確認等できたら本番へのアップロードが完了。

All in one WP Migrationの移行では、データベースやメディアの他に、ユーザ名とパスワードも変更されてしまう為、クライアントにユーザ名とパスワードを共有する。

このままでは製作側がいつでも管理画面に入ることができてしまう為、ユーザ名とパスワードの変更していただくよう必ず伝える。

まとめ

今回はローンチマニュアルの中でも、プラグインでの納品方法を作成しました。

保守運用からアサインする場合・リニューアルだが管理画面上に残したいものがある場合などは、またローンチ方法が変わってくるので別途記事を書いていきたいと思います。

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