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◆電子書籍と紙の書籍、実用性の比較

Last updated at Posted at 2021-06-29

はじめに

学習に使うとしたら、電子書籍と紙の書籍、それぞれの実用性・効率具合はどんな違いがあるだろうか。

ということで、電子書籍と紙の書籍のメリット・デメリットを記載してみました。

オンラインコミュニティで議題が出た部分も参考にしつつ、
今回、自分の感性を記事にしてみたいと思い、初めてのQita記事を掲載いたします。

自分が本を購入する時の軸でもあるので、同じ悩みを持つ人がいたら参考にしてもらえたら良いかなと。

<電子書籍>

メリット

◎ 何十冊もの書籍を一度に持ち歩ける

ページ数が多くとも、大型本であっても、物として積まれず、重量もない。
データとしての容量管理が必要なくらいで、数十冊の書籍を持ち込める。

◎ 検索機能が使える

関連用語へのページジャンプや索引に載っていない用語をネット検索することもできる。

◎ マーカーやブックマークの付け外しができる

マーカーを付けるだけでなく外すこともできるため、穴埋め的な学習方法をとる際も有効。

◎ コピー&ペーストができる

ソースコードの記載が多い技術書は、検証の都度、コピー&ペーストができると大幅な時間短縮にも繋がる。

◎ レイアウトを変えられる

文字の大きさや画面の明るさなどを調整し、個人の好みの環境に合わせられる。

◎ 読み放題サービスの対象書籍なら低コストで即時試し読みができる。

Kindle Unlimitedのように月額サービスを使って、技術書を含め多くの分野で書籍が読める。
読者レビューを参考に書籍の全体像が掴める。

◎ 電子書籍ー読み上げ書籍化(オーディオブック)

外の環境では使いづらいが、「書き言葉」を「話し言葉」に変えることで眼精疲労の抑制が期待できる。

デメリット

△ 電源供給やネット環境が必要。

スマホやノートPC、ポケットWi-fiのバッテリーに依存する。

△ 集中力が散漫しやすい

スマホやPCなどのデバイス内で出来ることが多いため、マルチタスクになりやすい。
両手が塞がる心配のない分、ながら作業で読めてしまう。

△ 速読のようなパラパラ読みが出来ない

著者の文章構成や図解の見やすさ、翻訳の正確性などで自分にとっての読みやすい一冊も変わってくる。
全体の試し読みができず、自分に合うかどうか、新品同様の価格で購入してから確認するのはリスクが高い。

<紙の書籍>

メリット

◎ 読み貸し・譲渡ができる

中古での購入や売却、図書館での借り入れ等で購入費用を抑えることが可能。
特に、所持していた本の改訂版が発行された際には、第1版を売却⇨第二版を購入といった形で書籍のアップグレードが低コストとなる。

◎ 読み返しがしやすい

問題集や図解系の本は、前章での内容が登場したり、応用した部分が出ることもあるため、ページを跨いで読み比べるといった見直し学習ができる。

◎ 電子書籍よりも記憶が定着しやすい。

本に集中が向くため、シングルタスク化した学習ができる。

デメリット

△ 入手するまでの時間がかかる

通販での郵送日数であったり、直接購入のために書店に行く必要があったりと、入手までの手間がある。

△ 書籍がインテリア化してしまい、積読の状態になってしまう

所有欲だけで購入しコレクション化してしまうと、本を開く機会自体が失われてしまう

△ 劣化しやすい

太陽光での色褪せや汚れ、破れ、水濡れ等によって、書籍の安全性が保たれない。

終わりに

個人的な使い分けとしては、以下のような感じです。

入門書に近い本は、紙の書籍でまずはお試し。読んで全体の構造に慣れることを意識して学習。(インプット主体)

次のステップアップに初心者〜中級者向けの技術書を電子書籍で購入し、コピー&ペースト等も活用しつつ学習。(アウトプット主体)

《その他》
周囲からのおすすめ本はベスト化してたりもするので、電子書籍で購入し、一生モノにする。

おわりに

技術書となると、初心者としては一冊一冊が高価に感じますし、読むからには効果的に活用していきたいものです。
それぞれの一長一短を使い分けて、無駄のない学習をしていきましょう。

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