概要
実務未経験からテックキャンプ(半年間の夜間転職コース)に通い、1年間の学習期間を経てエンジニアへ転職をすることができました。
現在転職するために独学で学習されている方、これから学習は始めようとしている方の参考になればと思い記事にします。
結論
個人的には満足しています。
もし、今から0ベースで転職を見据えた学習を始めるとすれば、
①オンラインサロンで情報収集(月額1000〜3000円程度)
②転職までのロードマップを作る
③Progate、dotinstall、Udemyなどで基礎学習開始(無料〜数千円)
④MENTA契約してポートフォリオ作成(30000円程度/月)
⑤転職サポートつきのオンラインサロンを利用して転職活動開始。
といった方法が一番コスパ良いのかなと思います。
良かったこと
- すべきことがが明確になる
これが一番大きな恩恵かなと思います。特にIT業界未経験や身近にエンジニアがいない人にとっては、どんな手順で学習や転職のステップを踏めば良いのか不明確な部分や不安が大きいと思います。事実、私もprogateで独学をしていた時には、Ruby基礎が終わったらPHP基礎、それが終わったらJavaの基礎、Goの基礎...といったように学習しており、方向性が定まっていないことにすら気付いていませんでした。ロードマップなんて検索すればいくらでも出てくるんですが、「それが必要」という事すら当時はわかりませんでした。
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メンター、スタッフが良い人
MENTAも利用して感じたんですが、テックキャンプのメンターは技術力 < 教える力 に重きを置いているだけあって、安心感があり、質問のハードルを下げてくれます。 -
モチベーションを維持できる
週に数回、学習状況を共有するイベントがあったり、定期的にライフコーチが相談に乗ってくれるため、モチベーションを保ちやすいです。 -
教室で学習ができる
今はオンラインで完結するスクールも多い印象ですが、自分は自宅ではなく外で学習したい派だったのでとても助かりました。
移動時間のコストはかかるけど、メリハリがついて集中できました。 -
チーム開発ができる
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一緒に学習する友達ができる
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質問待機時間はほとんどなかった
悪かったこと
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料金が高い
テックキャンプに入る前は、高いと思いつつも、「自己投資だと思って、、、と」納得してました。サービス自体には概ね満足しているんですが、それでも料金には見合っていないと感じます。 -
学習言語がRuby
主観ですが、福岡の求人はPHPが多い印象でした。実際に自分も内定をいただいた企業はPHPの案件が多く、入社までの期間で必死に勉強しています。東京以外の人は特に、転職を見据えて学習する言語を選択すべきだと思います。 -
個人開発は質問不可
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スクールの成果物はポートフォリオとして使えない
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スクールから斡旋してもらえる求人が少ない
正直、この3点が大きいかなと思います。転職活動にはポートポリオが必須ですが、「スクールでの制作物は不可」と明示している企業もいくつかあり、ある程度オリジナル性が問われます。しかし、自分が学習していた時点では個人開発の質問は不可であり、転職で最も重要な武器であるポートフォリオの作成のサポートが受けられないのはなかなかしんどかったです。
まとめ
悪い点もいくつか挙げましたが、個人的には十分満足できるサービスだったと思います。そもそも当時の福岡では、1年以上仕事を続けながら、かつ教室で学習させてくれるスクールはテックキャンプしかなかったので、独学を諦めた時点でテックキャンプに行った事は間違いじゃなかったと思います。