Ansibleのsystemdモジュールを使ってサービスを操作してみた

検証環境

コントロールノード・・・RHバージョン8.6にインストールしたansible 2.9.25を使っています
ターゲットノード　・・・RHバージョン8.6

検証内容

複数のサービスに対して起動/停止、及び、自動起動設定のON/OFF行う
基本的にサーバー構築時は役割に応じて必要なサービスを起動したり、リソース節約の観点から不要なサービスを停止する必要があるため、サービス開始・停止の処理をそれぞれ準備しました

変数

複数のサービスを処理できるように、リストとして定義しました

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# vars file for os_base
enable_services:
  - crond.service
  - kdump.service
  - chronyd.service

disable_services:
  - iptables.service
  - postfix.service

playbook

オプション	説明
name	操作するサービス名
state	started・・・サービス起動 stopped・・・サービス停止
enabled	OS起動時に自動起動するか

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- name: enable_services
  systemd:
    name: "{{ item }}"
    state: started
    enabled: yes
  loop: "{{ enable_services }}"

- name: disable_services
  systemd:
    name: "{{ item }}"
    state: stopped
    enabled: no
  loop: "{{ disable_services }}"

実行結果

参考サイト

所感

今回は処理対象サーバーがRHEL7以上の為、systemdモジュールを使っていますが、RHEL7未満の場合はSysVinitなのでserviceモジュールを使う必要があるのでそこは注意が必要だと思いました