今回の記事はこちらの記事の続きです。
https://qiita.com/tomo178/items/6b191f359979d4292d52
あれからRailsとAWSの基礎学習をやり、チャットGPTを使って頑張ってみたのでその検証結果を残しておきます。
◆検証結果
結論から言うとどちらもチャットGPTの活用は難しいことが分かりました。
理由は以下のような感じです
①AWSはいろんな画面をまたいで設定する必要があるのでチャットGPTに相談するのは難しい。
②Railsアプリケーションはディレクトリがたくさんあるので一度に指示を出すのが難しい。
特にAWSの方はGoogle検索をして調べた情報を参考にしたほうが全然速いことが多かったです。
GPT4を使っていても、満足な回答が得られないことが非常に多かったです。
AWSの学習は独学で自力でやっていくのは難しいので、要所要所でMENTAなどでコーチを付けることをオススメします。
◆有用だったアイデア
・treeコマンド
これ地味に結構便利でした。
treeコマンドとはLinuxのコマンドで、例えば
tree apps
と入力するとそのディレクトリ以下のディレクトリとファイルの構造をテキスト化してくれます。
Railsのディレクトリの位置が正しいかどうかをチャットGPTに質問する時などに使えます。
ディレクトリの配置は言語化するのが難しいポイントなので、とても便利です。
・公式ドキュメントを参照させて説明させる
Railsの学習で公式のドキュメントが分かりづらい時、チャットGPTに解説してもらうという技は有効でした。
公式の一次情報が推奨されることがありますが、分かりづらいことが多かったという問題を緩和することができるようになってきました。
◆まだ発展途上のアイデア
・sceneXplainというチャットGPTのpluginがあります。
これはチャットGPTに画像を読み込ませて回答をしてくれるものなのですが、
AWSの操作画面をキャプチャに取ってアップロードをしてみましたが、現時点では有用な回答は得られませんでした。
どなたかの参考になれば幸いです。
短いですが今回はこれくらいで。