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【転職】未経験がWeb系自社開発企業の内定を得るまでにやったことすべて

Last updated at Posted at 2022-09-30

はじめに

どうも皆さんこんにちは!Web系エンジニアのともと申します。
僕は2022年1月~プログラミングを本格的に勉強し、ついに先日、某Web系自社開発企業から内定をいただくことができました。

ただ、転職成功までの道のりは決して平易なものではありませんでした。
ということで、9ヶ月前の僕と同じように

  • 本当に未経験からWeb系エンジニアになれるのかな?
  • どういうふうに学習すればいいんだろう?

と悩んでいる方向けに、僕が取り組んだすべてを紹介したいと思います。

時期別に紹介

1月~4月中旬:AP対策

まず、CSの基礎を固めるために、応用情報技術者試験(AP)を受験することにしました。
使った参考書は以下の2冊です。

僕はちょっと背伸びをして、基情(FE)をすっ飛ばしていきなり応情(AP)を受験しましたが、基情でも応情でもCSの基礎の部分をさらうことはできるので、どちらでもOKです。
あとは過去問道場を活用しまくり、計150~200時間ほど対策したところ、午前が75%,午後が64%でなんとかギリギリ合格しました。

よく「CSの基礎は飛ばしていきなりプログラミングから入ってOK」という意見も目にしますが、個人的にはあまりオススメしません。
なぜなら、CSの基礎の基礎ぐらいは知っておかないと、「なんだか動くけど何をやっているかわからない状態」に陥ってしまい、プログラミングを楽しむことが難しくなるからです。

ただし、同時並行でやる分には問題ないと思いますし、むしろオススメしたいです。
僕はAPの試験対策と並行して、

この3つに取り組みました。(progateはHTML,CSS,JavaScript,Python,Git,SQLを一通りやった程度)

※ AtCoderはやってもやらなくてもどちらでも構いませんが、kaggleはデータサイエンティストにならない限りはほとんど意味がないので、やらなくてOKです。

4月中旬~5月上旬:paiza

APの試験が終わってから2,3週間は、paizaをめちゃくちゃやり込みました。
progateはかなり基礎よりのコンテンツであり応用力に欠けるため、個人的にはpaizaを使うことを強くオススメします。

paizaでは主に、以下の内容を学びました。

  • flask
  • django
  • git
  • linux
  • javascript
  • ruby

5月上旬~5月中旬:Railsチュートリアル

僕はこの時点まではPythonを学習してきたのですが、

  • Djangoの良い教材がない…
  • Djangoの求人数が少ない…

以上2つの理由から、教材が充実しており求人数の多いRailsに乗り換えました。

Railsチュートリアルは本当に良い教材ですので、絶対に学習することをオススメします。
ただ、これまでの教材に比べると遥かに難しいので、学習する前にRubyやGitの基礎はpaizaなどで固めておいてください。

僕は、Railsチュートリアルに挑戦する前に、Gitの基礎を固めるため、「Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター」という、Udemyで超絶評価の高い講座を学習しました。

5月下旬~6月上旬:Udemy+αで最終準備

いよいよポートフォリオ開発…といきたいところでしたが、AWSやDockerを最初から組み込みたいという強い意志があったので、ここでUdemyを使った学習に励みました。

取り組んだ教材は以下のとおりです。

他にもYouTubeなどで補助的に学習はしました。詳しくは「【SPA化】RailsアプリをCircleCIを使ってAWSにデプロイするまでのロードマップ【Fargate】」をご参考ください。

6月中旬~8月上旬:ポートフォリオ作成

hayakuchi-screenshot-top.png

約2ヶ月かけて、『早口言葉選手権』というWebアプリをリリースしました。
ポートフォリオについては別記事で詳しく解説していますので、そちらをご参考ください。

【個人開発】楽しみながら滑舌を鍛えることができるWebアプリ『早口言葉選手権』をリリースしました⚾🏏

8月中旬~8月下旬:転職活動準備

ここまで完全独学で学習に取り組んできた僕ですが、転職活動だけはコミュニティの力を借りました。
それが「転職クエスト」というWeb系エンジニア転職に特化したコミュニティです。

ポートフォリオが優れていても、転職対策を怠れば書類通過率は著しく下がります。
逆に言えば、「ある程度質の高い」ぐらいのポートフォリオであっても、面接対策をガチることで、書類通過率が劇的に向上し、第一志望の内定率が飛躍的に向上します。

「早く転職したい…!」という気持ちはわかりますが、焦っても何もいいことはないので、急がば回れでしっかりと対策をすることをオススメします。

転職成功のためのアドバイス

さて、ある程度再現性の高いロードマップだと客観的にも思いますが、それでも完璧というわけではありません。
そこで、今だから思うことを3つアドバイスしたいと思います。

①言語は最初からRubyを選ぶべし

僕は数学科出身ということもあり、データ分析にも興味があったので、世界的に需要が高く機械学習に強いPythonから学習を始めました。
ですが、もし頑なにPythonで学習を続けていたら、

  • Djangoのいい情報がない…
  • ポートフォリオ開発で、同じように悩んでいる初心者の情報がほとんどない…
  • Djangoの求人数が少ないから転職に苦労する…

というような未来が待ち受けていたと思います。

たしかにPythonは需要の高い言語であり、Rubyは世界のトレンド的に言えば人気は落ちてきていますが、「未経験からWeb系自社開発企業に転職を成功させる」という最大の目的を果たすためには、間違いなくRubyを選択すべきです。

初期の僕のように、変に意固地になったりせずに、皆さんは最初からRubyとRailsを学習してくださいね。笑

②GitHubのissueを活用すべし

今回僕が面接で高く評価されたのは、「GitHubのissueの使い方」でした。
僕は、後で見返してわかるように、思考や問題解決の流れをすべてGitHubのissueにまとめていました。
(リポジトリを公開しているので、よろしければご参考ください。少し恥ずかしいですが笑)

これらのissueを見ていただいたことによって、問題にぶち当たった時の解決力や検証力をアピールすることができ、結果第一志望のWeb系自社開発企業から内定をいただくことができました。

はっきり言って、未経験はスキルでは勝負できないので、面接官の方に「こいつは伸びるかもしれんぞ…!?」という期待感を持たせるしかありません。
そのためには

  • 少し難しめの技術(SPAなど)を導入してみる
  • ER図を複雑にしてみる

など様々な施策が考えられますが、今回僕がやった「GitHubのissueをフル活用する」が最も再現性が高く、かつ最もコスパが良いと思うので、皆さんも是非取り入れてみてください。

※ 当たり前ですが、issueに機密情報を書いて情報漏洩してしまう、みたいなことがないよう、くれぐれもご注意ください。

③様々な情報源を参考にすべし

エンジニアには検索力が必要不可欠です。
なので、未経験のうちから、なるべく色々な情報に触れるよう心がけましょう。

たとえば僕は、以下のようなことを行った結果、自分にとって価値の高い情報にたどり着くことができました。

  • テック系インフルエンサーを10人以上フォローし、発信内容の共通点や相違点を洗い出す
  • 複数のプログラミングスクールのカリキュラムや実績を調べ、どういうカリキュラムだと成果が出やすいかを分析する

自ら能動的に情報を取捨選択する習慣をつけておくのは、非常に大切なことだと思います。

おわりに

いかがだったでしょうか。
転職できるか不安だ…と感じている方にとって、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

僕自身も、今後の成長に期待して採用していただいた段階に過ぎないので、これからも日々学習に励みたいと思います!
(今は早く実務にキャッチアップできるように、名著と呼ばれる本をヒーヒー言いながら読み漁っていますw)

お互い頑張りましょう!!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

▼ポートフォリオURL
https://hayakuchi-championship.com/
▼GitHub
https://github.com/tomo-kn/
▼Twitterアカウント
https://twitter.com/tomokn5

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