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git commit 時に書くコミットメッセージ1行目の表示文字数上限を調べてみた

Last updated at Posted at 2018-09-11

はじめに

みなさまはたまに不思議なところで折り返されているコミットメッセージを見かけることはないでしょうか?

例えばこんなのです。
https://github.com/JPSERN/TestRepo/commit/5254212a0b71077372c4b065ab235ef157736e91

今日はこちらについてのネタをひとつ書きたいと思います。
ちなみに git を普段使っている方には特に真新しい内容ではありませんが、コミットメッセージはこの書式が基本という前提で進めます。

1行目 変更の概要、要約
2行目 何も書かない
3行目 変更の詳細、理由など

本来は3行目に書いた内容が折りたたまれたテキストに入ります。ところが、先ほど挙げた例の場合はこのようにコミットメッセージを書きました。

1行目 パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダッド・ルイス・イ・ピカソ

2行目以降は何も書いていません。すべて1行目に書いたにも関わらず、途中から折りたたみの中へ入ってしまっています。どうも1行目に書いて概要として表示される文字数には上限があるようです。

では何文字までなら1行目の概要として表示されるのか

気になったので調べてみました。
調査方法としては git commit --allow-empty で空コミットしまくっただけですw

先ほどの例 では70文字目以降が折りたたみの中に入っていたようなので、70文字からスタートしてみました。

70文字(折り返しなし)

71文字(折り返しなし)

72文字(折り返しなし)

73文字(折り返された!!)

結論

調査の結果、1行目のメッセージが72文字を超えると、70文字目以降から折り返される ということがわかりました。(※UTF-8N で全角・半角問わず)

つまり、結論としては 72文字 が1行目の上限となります。
なので、勝手に折り返されるのが嫌な場合はどうにかして要約を72文字以内におさめるといいとおもいます。意外とすぐ超えます( ゚д゚)

参考

散々調べたあとで公式にしっかり書いてあることに気づく\(^o^)/

Short (50 chars or less) summary of changes

More detailed explanatory text, if necessary. Wrap it to
about 72 characters or so. In some contexts, the first
line is treated as the subject of an email and the rest of
the text as the body. The blank line separating the
summary from the body is critical (unless you omit the body
entirely);

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